彌埜主街道 その4
わたしたちはなんとか日が暮れる前に彌埜主王国の
冒険者ギルドに到着することが出来た。
魚虎がジャマなので冒険者ギルドに直行である。
冒険者ギルドの素材買取所で魚虎の買取をお願いする。
周りの冒険者たちが色めき立っているのがわかる。
しかし思ったほどの金額ではなかったようだ。
わたしは【鑑定】スキルですでに分かっていたけど。
村長たちが納得がいってないようで食いさがっている。
最近はモンスターの素材から武器や防具を造ることが出来る
熟練の職人の数がかなり減っているらしく
魚虎のウロコなどの素材の価格が落ちているらしい。
まぁその代わり金属の武器や防具の需要が増えたのだろうから
狐掘人族にとってもデメリットだけ
という訳でもないのだろうと思う。
州都まで持っていくという方法もあったとは思うけど
たぶん州都でもそんなに変わらないだろう。
わたしの【鑑定】スキルの相場を信じるなら。
なので州都まで持っていくことは固辞したので
ここで売るということで落ち着いた。
本当に骨折り損のくたびれ儲けである。
わたしは村長たちを残し宿屋に泊まった。
昨日今日と働き過ぎたので早めに就寝である。
宿屋まで空飛ぶキックボードで移動してたので
ちょっと注目されたっぽいけど。
村長たちはその後クリケットたちと会い
街道整備の技師や職人を紹介してもらっていた。
街道の整備についてはもうすべておまかせ、丸投げである。
明日は街道を見に職人や技師たちとまた街道を行くらしいが
わたしは明日はお休みである。
明日は働かないよ。




