彌埜主街道 その2
ジップラインを逆走すると険しい岩場である。
まぁ特筆すべきこともないので
【A.V.カッター】を駆使して平地に均す。
後で岩場に【A.V.カッター】で部屋を掘って
宿屋とかやろうかな。
スローなライフを目指すには宿屋のオーナーが良いか。
いや、狐掘人村へ行く人とかいないよね。
街道が整備されても狐掘人村に行く用事なんかないしね。
カステラ国に頑張ってもらうしかないか。
いや、カステラのためだけに行く人もいないだろうな。
もうちょっと村長には頑張って欲しいものだ。
岩場を馬車が通れるくらいに切断しつつ進んでいくと
湖が見えてきた。
やはり水が供給できる場所は必要だよね。とは思うが
この湖は魚虎がいる。とても危ないのである。
と思っていたら狐掘人族が魚虎を狩っている。
へぇ。魚虎の素材は高く売れるらしい。
鱗で造った鎧は火のモンスターに挑む時は必須級で
牙も武器や装飾品に使えるし
蕊尾と言われる肉は高級食材らしい。
後日食べさせてもらったらマグロのように美味しかった。
大木が折れて倒れるくらいの威力である水の塊を吐いてくる。
狐掘人族は難なく躱ししていく。スゴイね。
わたしは戦いたくない。
ただこれどうするの?こんな序盤で運ぶの無理よ?
捨てるなんてもったいないと言うくらいなら狩るんじゃないよ。
アホじゃなかろうか。
わたしの浮かぶキックボードに乗っけて運ぶことになった。
そしてわたしは徒歩である。トホホ。
なんかヒドイ。




