開拓 その2
狐掘人村から 彌埜主王国までの街道を整備することにはなったが
どういう風に街道を整備するするのだろうか。
やはり金属鉱が主な輸出品なので馬車か牛車か大八車が必要だろう。
すると石畳かアスファルトか。アスファルトってあるのかな?
道路でないなら軽便鉄道だろうか。トロッコなら大量輸送も出来そう。
もしくはロープウェイか。ただ仕組みがよくわかんない。
馬車とか揺れが酷いので鉄道やトロッコだと良いな。
ただ鉄道だと大量の鉄が必要だな。
ああ、鉄と言うと 狐掘人族の機嫌が悪いんだよね。
コバルトは 狐掘人族にとって誇りなのだが
狐掘人族を下にみている 猿人族はコバルトのことを
お金を失うや財産を盗まれるという意味で
鉄やスチールと蔑んだ蔑称を使うことがよくある。
わたしは前世の記憶に引っ張られてつい鉄やスチールを使ってしまう。
悪気はないんだ。ゴメンよ。
まぁそんなこんなで色々と話し込んでも
脳筋ばっかりなので結論が出るハズはないよね。
だから彌埜主王国にいるクリケットやイカロスに相談するか
その道のプロを紹介してもらう方が早いだろうという結論になった。
面倒くさいことは全部村長に丸投げだ。
とは問屋さんが卸してくれないようだ。
彌埜主王国までの道を案内して欲しいそうだ。
いやいや、道はほぼ一直線だし迷いようがないよ?
それにスクーナがいれば十分でしょうに。
しかし数メートル級の谷がいくつもあるから
【アイテムボックス】の入り口を利用した足場が必要らしい。
狐掘人族のステータスならジャンプ出来るよ。きっと。
そんな主張も通ることもなくわたしは明日の朝から
彌埜主王国に戻ることとなった。
のんびり整備を手伝えばいいよ。というのは何だったんだろうか。
狐に騙されてばかりである。




