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臥亮転生  作者:
州都、彌埜主王国編
120/189

開拓

 元奴隷の虎人(トラウド)族からリーダーを決めてもらった。

 偶偶(たまたま)カストラという名前だったのでカステラ王国と名付けて

 わたしの新大陸の一画に亡命政府を創ってもらった。


 後で「カステラ」を作って名産品にしてからユミルへの賄賂にしよう。


 本当は「隷属の首輪」の使用の罪をカストラに擦り付ける為の

 スケープゴートであることは内緒だ。

 カストラには山賊を殺さないようには言っておく。

 殺したいほど憎んでるかもしれないけど我慢してもらっている。

 その代わり労働力として自由に使ってかまわない。

 なのでカストラに隷属するようにしておいた。


 畑を耕したり家を造ったり何をしようか思案していたら

 村長から彌埜主(ミノス)王国までの道を整備を打診された。


 わたしたちが通ってきたルートならば一日で街に行ける。

 流通革命である。


 いやいや、あんな迷いの森を整備出来るモノじゃない。

 羅針盤(GPS)がないと迷ってしまい無理だろう。


 どうやらわたしたちがほぼ一直線で進んできたために

 大木が倒され岩が削られているので迷いようがないらしい。


 整備は狐掘人(コボルト)が大部分をやってくれるらしい。

 50メートル級の谷にはすでにロープウェイが通してあるから

 あとは数メートルくらいの橋を架けることくらいかな。


 いやいや、働き過ぎだろうブラック労働である。


 スローなライフを目指していたのにどうしてこうなった。


 しかし上手く時間調整出来れば一泊二日で州都まで行けそうだ。

 モモちゃんをモフモフ出来る。

 欲しいモノがあれば買いに行けるし。


 のんびりと整備することを条件に街道の整備を手伝うことにした。


 

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