ドッキリ大作戦 その後
わたしのドッキリ大作戦はスクーナのせいで失敗した。
虎人族の「隷属の首輪」はすべて外し山賊の首に嵌めている。
この国、連邦では「隷属の首輪」は禁止されているが
一時的処理、緊急避難として黙認してもらおう。
山賊は「隷属の首輪」を使用していたのである。
こっちが使用したとしてもお互い様である。
「メニアメ王、埴輪覇王」というヤツである。
メニアメ王と埴輪覇王は昔の偉い王様だった気がするが
余りにも昔過ぎてどんな人か忘れてしまった。
奴隷にされていた虎人族の国は帝国に滅ぼされたそうだ。
亡命政府を創るのか流民の民として生きていくのか。
どちらにしろすぐ答えが出ることも無いだろうから答えが出るまで
狐掘人村でしばらく暮らすそうだ。
山賊も州都まで連れて行くのも手間である。
今日州都から帰ってきたのにこのまま州都にトンボ返りも面倒である。
狐掘人村の鉱山で懲役刑を処してその後、追放刑でも良いと思うが
「隷属の首輪」を使用してるのは連邦に属する国家として体裁が悪い。
ということでわたしの新大陸でこき使って来月州都に連れていくことになった。
わたしの新大陸なら村長の国とは無関係という屁理屈らしい。
本当に大丈夫か。
なんかわたしに罪を擦り付けようとしている気がしないでもないが
まぁ虎人族が埴輪覇王の話をしてくれれば大丈夫と思いたい。
ジャガは虎人族として同属を助けたことで便宜を供与して
エマに貸しがあるのでユミルを説得してくれることを期待しよう。
あとはユミルに対する賄賂を用意しよう。
なんか甘いモノを開発しようかな。「カステラ」とかどうだろう。




