彌埜主王国へ
スクーナを叩き起こし正式な冒険者ギルドカードを受け取りに行く。
スクーナは眠そうに目を擦っている。
夜が明けたばっかりだが冒険者ギルドは24時間営業である。
エマが丁度ギルドに出勤してきたのでギルドカードを受け取る。
何の金属かはよく分からないけれど金属製のようだ。
「土」ランクのギルドカードは土色である。
スクーナも「土」ランクのギルドカードを貰い誇らしげだ。
再発行時の注意点や冒険者の心得などを説明され
正式な冒険者になった。
城門でユミル隊の隊員に魔道具のミサンガを外してもらう。
やっと自由に【アイテムボックス】を使える。
ただ要らない誤解を受けかねないから街中では
使わない方が良いとアドバイスされた。
城門を抜けた広場にクリケットとイカロスが待っていた。
イカロスも彌埜主王国に行くらしい。
え?クリケットは護衛対象だけどイカロスは対象じゃないよ?
対象以外を護衛できるようなスキルはない。
というか対象すら護衛できるスキルなどない。
そんなことを言うと笑われてしまった。
そもそも船での移動はそんなに危険度はないらしく
護衛を雇う人はいないらしい。
そんな話をしているとタマウたち、護衛の護衛がやってきた。
タマウはいつものようにお気に入りの狐掘人族のコスプレだ。
三人の狐掘人族が三人の兎人族に護衛されてるように見える。
それぞれ軽く自己紹介をして港の船着き場へ向かった。




