本屋
指名依頼の摺り合わせも終わりわたしは山羊亭に帰る途中
古本屋があったので寄ってみた。
羌人族のお爺さんが店番をしていた。
本を食べちゃわない?とか失礼なことは口に出さないくらい
わたしは我慢強くなった。
古本独特のニオイが漂っている。
船に一日乗っていくので暇つぶしにでも本を買っていこうかと。
雑多な規則性がよく分からない品ぞろえの古本屋である。
ちょっとだけワクワクする。
古本屋のお爺さんにオススメされたのが
栗栗童人王国に巨人が現れて軍艦を破壊したり街を襲ったり
火を怖がった巨人がオシッコをかけて消火したり
しかし国中の人たちが力を合わせて巨人を追い返した物語とか
兎人族の女性が異世界転生してさまざまな男性に求婚され
最終的には皇帝にまで求婚されたが逃げてきた話とか。
あんまり面白そうな話はないなぁ。
あと地図も売っていた。かなり正確な地図ではなかろうか。
こんなに正確な地図とか国防上、良いのかとか思いながらも買っておいた。
太郎や古代エスペラント語のことについてはやはりクリケットが専門家っぽい。
クリケットに聞いた話よりも詳しそうな本はなさそうである。
【鑑定】スキルで評価額の高い本もあるが
転売する所も転売の仕方もよく知らないので諦める。
貴重な本を破ったり汚したり無くしたりすると申し訳ない。




