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鍛冶工房 その2
イカロスは円盤を持って来ていた。
もっと良い魔銅鋼の太さや硬さを試すために
工房に素材の依頼やアドバイスをしてもらうそうだ。
一応、銅線が通った空飛ぶ円盤を見せてもらった。
円盤の淵から2本の銅線が出ている。
魔力を通す許可をもらい通してみる。
地面から数センチ浮いて静止している。上に乗ってみても浮いている。
バランスを取るのが難しいが楽しい。
初めてスノーボードに乗った時の感じだ。
スケボーなら左右に動くだけだけど、円盤は前後にも動くので
体重移動がかなり難しい。
イカロスはかなり驚いている。
円盤を浮かせたままにするにはかなりの魔力が必要らしい。
そして上に乗せたモノが重いほど大量の魔力が要る。
そう言われればMPがガシガシ減っているな。
また1メートルくらい上から落としてみると
数秒で1センチずつゆっくり落ちていく。
そして地面から数センチ上で止まっている。
とても楽しいので売って貰おうと値段の交渉をしたが
売ってくれなかった。
ただ迷宮でドロップするらしいので
彌埜主王国なら買えるんじゃないかということらしい。
彌埜主王国から購入してきたなら格安で銅線を通してくれるらしい。
えぇぇ。タダじゃないんだ。
わたしのアイデアをタダで利用したくせに世知辛い。




