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書類は誰が?

文量前回とあまり変わらないと思います。逆に短いかもしれません。

コンコン


扉をノックする音に返事をするとバートが入って来た。天使長室はなんとか部屋に入ってイスに座れるくらいには書類が片付いていた。


「流石ですね。もうここまで片付いているとは」


バートは感心したように部屋を見渡す。


「お前なあ、これでも目上だぞ?」


「すいやせん」


「まあそれくらいの方がお前らしいからいいが。それで外の様子はどうだった?」


「それが……」


天井に穴が開いていたのは国の4区画の内の1画、3区が被害にあっているようだ。天上国家フェザは4区画に分かれ城に近いのが1区と3区、城に遠いのが2区と4区だ。2区と4区は比較的治安が悪く、悪魔が潜んでいると言われているがただ1区と3区、2区と4区で貧富の差が分かれているだけで悪魔が潜んでいるなんて1区と3区にすむ住人の噂にすぎない。1区は国の中でも地位の高い住人が住み3区は比較的平均的な住人が住む。


「それでバートはなんでそんなにも眉間に皺を寄せているんだ?全ての被害が3区だったと分かっただろう?」


「いえ、そうなんですがね。気づいたら開いていて書類を今出そうと思っていたと言った住人が殆どだったんです」


「?どういうことだ?ここにその書類はあっただろう?」


「はい。ですが住人達はまだ書類は出していないと……そう言っていました」


「はあっ、なんだかよく分からなくなってきたな。じゃあこの書類の山を作った奴は一体誰なんだ?」


結局他の天使に聞いても分からずじまいで1日が終わったのだった。

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