善し悪し
久しぶりの投稿ですみません。次のお話もちょっといつになるか分からないのではいりだけ投稿します。今回はタイトル通り善と悪をテーマで書こうと思ってます。長編になるかは少し微妙ですが今回は登場人物の生活や掛け合いを深くは掘り下げて書ければなあと思ってます。ドロとウツワ出てくるかな?ってくらいさらっと登場するかもしれないしガッツリ出るかもしれません。今回は視点をドロとウツワの視点ではない書き方になると思います。前書きが長くなりましたが先が楽しみになって頂けたら幸いです。
この世界にはね天使と悪魔がいるんだよ。クワルトも知ってるね。
うん、知ってるよ。天使が善い方で悪魔が悪い方だよね。
ほうほうそうかそうか、クワルトはそう思っているんだね。じゃあ何処で天使と悪魔が生まれるかは知ってるかい?
ううん、知らない。何処で生まれるの?
天使は善いことの中から、悪魔は悪いことの中から生まれるんだよ。
へえーそうなんだ。
クワルトは天使と悪魔どっちが好きかな。
僕は天使だね。悪魔は嫌いだな。
なぜ悪魔は嫌いなんだい。
だって悪い奴でしょ。だったら嫌だな。
クワルト、それは先入観というものだよ。悪魔はね何が悪いか分からないんだ。
分からない?
そう、分からないんだ。彼らは悪いことの中から生まれるからね。日常茶飯事の事が悪いことだから良いことと悪いことの区別がつかないんだよ。天使は悪魔と違い善いことも悪いことも知ってる。だけどね彼らは悪いことを絶対に許さないんだ。融通の効かない頑固な奴らなんだよ。
悪魔は悪いことしか出来ないの?
いいや悪いことと善いことを教えてあげれば彼らはきっと助けてくれるよ。だから悪魔だからって嫌ってはいけないよ。
分かった。いつか悪魔に会ったら仲良くするね。
うん、それでいい。但し最初に会った時は注意するんだよ。甘言で惑わせたり、人を堕落させたりしてしまうから。1つ1つ悪いことは悪いこと、善いことは善いことと教えてあげるんだよ。
うん、教える!あー悪魔に会えないかなあ!
ほほ、クワルト、焦ると見失うぞ。いつか会えるからそれまでにもっと善し悪しを覚えねば。
うーそっかー
そう言ってたじいちゃんは悪魔に殺された。不思議と涙は出なかった。人は死ぬと輪廻を巡り、再びこの世界に降り立つという。だけど天使達は悪魔を擁護する叛逆者としてじいちゃんを輪廻から切り離した。切り離された魂は今も何処かを彷徨ってる。魂の無くなった肉体は醜い化物へと変貌をとげ、無くなった魂を探すように、欲しがるように人や天使を襲い始めた。だが悪魔を襲うことはなかった。今も探しているんだろうか?あの肉体は。
無知は恥、知らぬは恥?いいや違う。知りすぎている天使も知らなすぎる悪魔も同罪だ。
そもそも善いことも悪いことも自己判断だ。そんなのどうやって教えるんだ。
ただ今オレが一番したいことそれは……
じいちゃんを殺した悪魔に会いたい。
それだけだ。なぜ殺したのか理由を聞きたかった。最後に何か言っていたか教えて欲しかった。
ただそれだけだ。もうじいちゃんが死んで10年も経つ。
そして悪魔に会いたいと思い続けて10年……オレは……の長になっていた。
次回は未定ですがなるべく早く更新したいと思います。もう1つ書いている物語も読んでいただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。




