初めての・・・
檀«まゆみ»の説明が、始まるかと思った矢先。
ビクッと女性の体が震えたかと思うと。消えた・・・
「へっ?」
間抜けな声が出た。
すると、
「全く、何を思ったのか・・・。」
檀がまたため息をついた。
「そんなこと言ってないで、探さないと!」
僕が内心、焦っていると、檀は、
「大丈夫です。居場所はわかっています。」
なら安・・・。
「が、ゴブリンに襲われています。」
「そんな淡々ということじゃないよっ!なんとかしないと」
だが僕には力がない、
「檀、協力して。」
「自業自得な気がしますが。主様の命、承りました。」
檀と一緒に隠れ部屋から走り出た・・・
視点変更
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召喚されたことに、ウキウキしていると、
ビクッ
何かが、危機感を煽った・・・
そうだ、この感じは陰陽師の術の気配だ。
そう気づくと、わたしはなけなしの術を使って逃げ出した。
どうやら、あそこは隠し部屋だったみたいだ。あのままだったら何が起こったか分からない、ここは貴族の館らしい。金持ちの道楽に付き合っていられない。窓から見ると、森が見えた、しめたと思った。窓から身を躍らせると、着地。森に向かって駆け出した。
森の中は、鬱蒼と木が生い茂り少し薄暗かったが、逃げ込むには適していると思った。
しばらく走り、立ち止まっていきを整えていると。
パキッ
小枝の折れる音がして、その方向をみると、
緑の体表、140センチほどの身長、ずんぐりむっくりで、崩れた顔。
ファンタジーの定番、ゴブリンである。
第三者視点からみると、定番ネタ来ターーーー!!
とかテンションが上がる場面かもしれないが、今はそんなときじゃない。
今の、わたしではゴブリンを倒せるような術は使えない・・・
逃げるしかないっ。
そう決めたとき、すでに遅かった。ゴブリンが後ろにも来ていて、飛びかかりながら、
棍棒を振りかぶっていた。
ガンっ
強い衝撃
視界が揺れた、
そういえば、ゴブリンて人型の雌ならどんな種族でも孕ませるんじゃなかったかな・・・
やだな~~~と思いながら。
視界は暗転した。
視点変更
全く足の速い女性だと思うし。窓から飛び降りるって何?とか思ったけど、そんなこと考える前に、急がないとやばい。
「檀、方向あってる?」
「大丈夫です。まだ死んでません。」
「そこじゃないよ!!ゴブリンに襲われてるんだよねっ?どうするの?」
走りながら、檀に尋ねる。
「仕方ありません。緊急手段です。本来なら、イメージを鮮明にしてか魔法«まほう»を教えたかったのですが。ゴブリンを見つけた瞬間、倒したいと思いながら、
陽槍・突«ようそう・とつ»魔力を声に乗せて唱えてください。接敵します。」
見つけたっ!
女性は、地に倒れていた。頭から血が出てる・・・
ゴブリンは二匹、
「陽槍・突«ようそう・とつ»」
目の前に光りの槍が出現する
槍がゴブリンに飛んでいく
瞬間、ゴブリンの頭がはじけ飛ぶ。
二撃目を放つ
もう一匹のゴブリンの頭も無くなった。
「お見事です。」
檀の声が聞こえた。
「もう敵はいませんが、彼女を助けるのなら、早く処置しましょう。」
そうだった
「どうすればいいの?」
「回復魔法を使いましょう。先ほどと同じように呪文を唱えて直したい箇所に手のひらを向けて下さい。呪文は陽光«ようこう»です。」
「わかった。陽光«ようこう»」
すると、僕の手のひらから、光が出た。その光の当たった女性の頭の傷がみるみる治っていく。
傷が無くなると、光が消えた。
一安心だな。と気を抜いていると、
「いつまでもここにいると危険です。館に帰りましょう。」
檀が提案してきた。
「そうだね。」
女性は檀に背負ってもらいみんなで館に帰った。
初めての戦闘シーン、あっさりしすぎでしたか?




