召喚
今回もよろしくお願いします。
短いのですがご容赦ください。
檀«まゆみ»の指示で隠し部屋の床-檀がいうところでは畳-に大量の紙を部屋いっぱいに並べて、先ほど僕の情報を調べた星のマーク-檀がいうにはセーマンという魔法陣-を紙の上にインクを用いて描いた。
そして、その五つの頂点の上に、指定されたものを置いていく、一番上に枝、そこから右回りに、火のついた蝋燭、庭の土、金貨、コップに入れた水を。
「魔力を言葉に乗せるように、意識してください。そして、呪文をとなえます。」
そういうと、檀は僕と手をつないだかと思うと、本に戻った。
自然と本がめくれて、それが止まると、そのページの呪文が淡く光った。
「これを唱えればいいの?」
二回ほどの点滅。
あっているらしい。
「では・・・」
イメージが大切だと言っていたな、よし、こんな感じかな・・・
「縁によって導かれ使える意思を持つものよ、わが呼びかけに応えるならば疾く馳せ参じよ」
視点変更
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まったく持って、素晴らしい時代になったものだと思う。
「現実世界はもう飽きたのじゃ。」
流石に、生を受けて八万年も過ぎると、そうも言いたくなる。
昔はやんちゃをしたものだと思う。
中国からインドそして日本と渡り歩き、悪さばかりしてきたので、最後には陰陽師に追い詰められてしまった、そこからとある石として封印されて力をほぼ失い、起きたのは、2000年である。石から抜け出し、出歩いてみると唖然とした、牛舎などはなく、鉄の塊が空を飛ぶではないか。
そんな中でも、娯楽が心を惹きつけた。漫画やアニメ所謂、二次と呼ばれる部類を特に愛してやまない。それらを楽しむために、昔では考えられないことであるが、労働をしてお金を稼いだりしている。
働くために必要な書類などはちょちょとわずかばかり使える力でインチキした。
そんな力あるなら働かなくても・・・とか言わないで欲しい。本当にわずかにしか使えないのじゃ!!
見てくれは、美人であるが格好と中身がずいぶん残念なので男はなく、お金はすべて二次元に。
そんなこんなで、ゆるゆると現代ライフを楽しんでいたところ、
足元が光った気がした、下を向くと、魔法陣が光っている。
「これは所謂、召喚ものか!!」
過去に、名のある王の寵姫になったものとは思えないセリフ。
もう傾国の美女は見る影もなく、貴腐人とでも呼べそうな存在になってしまった。
残念美人は、吸い込まれるように消えた。
視点変更
呪文を唱えると、魔法陣が光りだした。
各頂点にあったものも跡形もなく無くなって、魔法陣のちょうど中心部分に人の形が現れた。
「で、ここはどこじゃ?」
その人が喋った。
「よりにもよって、あなたが呼ばれますか・・・」
はあ~とため息をつきながら檀が人型をとった、
「知ってるの?」
「はい、彼女は・・・」
召喚された彼女の問いかけに答えるえる前に、檀の解説が入りそうだ。




