美少女型空気清浄器
〔エクシーズ本部〕
朝の鍛錬を終えた時間から五分後アスナは毎日出勤して来る。
するとふわっと良い香りが部屋に漂う。
少女の身体を毎日洗っているシャンプーと石鹸の香りと女の子特有の甘い香りだ。
「はぁ…癒される…」
この良い香りと同時に空気が澄んで行く。
アスナは癒しの波動をその身から常に発しており周囲にいる者を自動的に癒すのだ。
そのためアスナの側に五分いるだけでも見違えるように元気になれる。
「?」
フィオ達が癒されていると美少女型空気清浄器は首を傾げた。
周りは癒されているが本人には全く効果がないので何が起こってるのかちんぷんかんぷんなのである。
「良いのよーアスナ、気にしなくて」
「そうです、あなたはいてくれるだけで良いですからー」
「なぁにぃ?」
アスナはよく分かんないぞと頬を膨らませる。
「ほらほら、お礼にお菓子あげるわ」
アスナは食べるのが大好きである。
そのため少し機嫌が悪くなってもお菓子を与えると機嫌が良くなる。
「何のお礼なのか分からないんだけど…」
と言いつつアスナは嬉しそうにクッキーを受け取ると食べる。
すると癒しの効果が高まりフィオ達は更に元気になって行く。
美味しいものを食べた効果が出たのである。
「おはよう」
そうしているとアリシアが部屋に入って来た。
家事などをしてから来るためアスナと出勤時間がズレるのである。
部屋の中にいる娘の姿を見たアリシアは近付くと抱きしめる。
正直言ってアスナはアリシアにとってどんな時でも抱きしめたい可愛い娘なのだ。
「もーお母さん、苦しいー」
「そう言いつつ嬉しそうじゃない」
親子がそんな会話をしているがアスナはアリシアに抱きしめられてとても嬉しく思っているようで更に癒しの効果は高まるのであった。




