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イラつくアイギス
〔ダークローズ本部〕
イラつきながらアイギスが父の元に戻って来た。
「あらお帰りなさい、アイギス」
アナスタシアはその様子を見てクスクスと笑う。
「随分とやられたわねぇ?」
アナスタシアは負けた姿を見てやはりまだ勝てないかと冷静に分析しつつ思う。
ホワイトクイーンの力を持ちアリシアが毎日鍛えているアスナは相当に強いのだ。
新たな石を体内に入れ人間の精気を吸収させ続け機械で強化していても差が出る。
「…あんなに強いとは思わなかったよ、流石はクイーンなだけはあるね…」
アイギスはアスナの力を認めるしかない。
「そうねぇ…私と同格の存在じゃなければ今でも欲しいのだけど、洗脳が通じず今は新型の魔瘴石で魔人の支配権を奪えなくしているけどその気になれば支配権を奪えるように対応して来る存在なんてね?」
アナスタシアは思う。
本当に厄介な存在を神は産み出してくれたものだと。
その能力は正に自分の宿敵と言えるものである。
「お父様の手を煩わせなくても絶対に私が殺すから!」
「ええ、期待しているわ、アイギス、さぁおいで?私の力をたっぷりと注いであげる」
「あはっ…うん…」
アイギスは父の言葉に頬を赤く染めると抱き着く。
アナスタシアは彼女の唇を奪うと交わり合い始めた。




