↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
971/1010

フィオとアイシアの決着

〔森の中の家〕


アイシアが最近好きになったこの湖の近くに座って湖を眺めているとフィオがやって来た。


「そのうち君が来ると思ってたよ」


アイシアは立ち上がりフィオと向き合う。


「でしょうね、あなたがお姉ちゃんを堕とし最終的には死んだ…あなたもアナスタシアの影響下にあって邪悪になっていたのは分かってる、お姉ちゃんと同じ状態だったって…それでもなの…」


フィオはそう言いながらアイシアの側まで来た。


「どうするの?私を殺す?」


自分を殺すなら殺せば良いとアイシアは思う。


前のアスナの妹のフィオに殺されるなら亡くなった前のアスナの魂に報いる事が出来る気がするからだ。


「そんな事したら私が私を許せなくなる…」


それに怒りのままに殺すのはアナスタシアが前のアスナや影響下にあった時のアイシアにやらせていた事と同じだ。


アナスタシアと同じになるつもりはないフィオはアイシアを殺す気はないのだ。


「だから一発殴らせなさい」


「分かった、それであなたの気が済むのなら」


アイシアは抵抗しない意思を示すために手を広げた。


フィオはそれを見て腕を振り被るとアイシアをぶん殴る。


殴られたアイシアは吹き飛び地面を転がった。


フィオは倒れたアイシアに手を差し出した。


「今ので許した、これからは私達は仲間で友達よ、アイシア」


フィオは倒れたアイシアに向けて微笑みかけた。


「うん、これからよろしく、フィオ」


アイシアもこのやり取りで友人に慣れたと思い微笑みながらフィオの手を取る。


こうしてアナスタシアを討ち前のアスナの仇を取ると同じ誓いを立てている二人の少女は強く互いを信頼する友人となったのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。