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誕生ホワイトクイーン、プロローグ

〔森の中の家〕


一人の十二歳ごろの年齢に見える少女がアリシアの自宅の近くにある湖の近くに座っている。


「お迎えに上がりました、クイーン」


すると魔人達がやって来る。


「何度も言ってるよ、私はもうあなた達の仲間ではないと、敵でもないんだけどね」


少女はそう言うと腕を振るう。


その身から放たれた金色と赤い粒子が混ざった魔力によって魔人達は吹き飛ばされ消えて行った。


「今強い魔力を感じたけど!?」


そうしているとアリシアが飛んで来た。


「大丈夫だよお母さん、自分で追い払ったから」


少女はそう言って立ち上がると母に駆け寄り甘えた様子で抱き着いた。


「そ、そう、流石ね」


「えへへ、でもこれでも前の私程じゃないんだけどね、ホワイトクイーンなんて大層な名前なのにね」


少女はそう言うと苦笑した。


「ねぇ?前のあなたは本当にもういないの?」


「うん…もう私の中にはいない、消えちゃった…」


ホワイトクイーンは胸に手を当てて悲しそうな顔を見せて俯く。


「そう…さっここは冷えるわ、家に帰りましょう?」


「うん」


アリシアが手を伸ばす。


ホワイトクイーンはその手を取りアリシアと共に家に帰って行くのであった。


十五歳編ラスボス戦の始まりです。

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