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二話

〔ヘールグラジア〕


アスナが力を注いだ魔人達が暴れる中。


彼女達を作ったアスナ本人も世界を蹂躙して楽しんでいた。


「お前達を絶対に許さない!」


世界の半分程を落とした頃。


新たな少女が現れる。


その名はユウリこの世界に転生した少女である。


「ふふっアスナ?また楽しめそうな奴が来たよ?」


「そうだね、アイシア」


アスナとアイシアは目の前の女の実力次第では魔人に堕とそうと目論んだ。


現状リーリエとアイシャとエレノアで側近は十分な戦力となったため堕としても側に置く事はないが。


「世界をこんなにしておいて楽しむ?この…!!!」


ユウリは怒った顔を見せ斬りかかってくる。


「ふふっ」


アスナが前に出て彼女の剣を受け止めた。


「ねぇ?あなた、もしかして日本人?」


アスナは名前からしてそうなのかもしれないと思い聞いた。


「ええ」


「やっぱり、私もなんだぁ」


アスナは彼女が日本人だと聞きニヤリと笑う。


彼女の様子を見るにこの世界で幸せに暮らしていたのだろう。


それを今から破壊するのだと思うと楽しくて仕方がない。


「日本人ならどうしてこんな事!」


「決まってるよ?アナスタシア様のためだよ」


「命令されたからって人を殺すの?」


「うん、私はアナスタシア様に命令されたらなんでもするの」


アスナは胸に手を当てながら邪悪に笑った。


「そう…私は絶対あなたみたいにはならない!」


ユウリは全力を持ってして剣をアスナに向けて叩き込んで行く。




「そ、そんな…」


ユウリはアスナに傷一つ付ける事が出来ずに敗北した。


ユウリが戦いの中で実力を増したらアスナも力を上げてくる。


その繰り返しを行った結果最終的なユウリはついて行けなくなり敗北したのだ。


「ふふっそれじゃこれからあなたをこちら側に導いてあげるね?」


アスナはニヤリと笑うと振り返りアイシアを見る。


アイシアはその視線に頷くと近付いて来た。


「私も加わらせて貰うねぇ?一緒に楽しもうね?」


アスナに身体を起こされていたユウリの背後にアイシアが回り胸に手を這わせるアスナは彼女の下半身を刺激する。


「ふっ…んん!」


ユウリは成す術なく身を震わせる事しか出来ない。


「あはっあはは!楽しい…楽しいねぇ!」


自分と同じ日本人を今から堕とすのだと思うとアスナの心は邪悪さに溢れて楽しくて楽しくて仕方がなくなる。


今から行う行為は過去への復讐でもあるからだ。





三十分後。


アスナとアイシアの目の前には片膝を着く少女の姿があった。


「んー、やっぱりリーリエって素材が良すぎたねぇ」


「そうだね」


魔人となったユウリはまずまずと言える強さの魔人になった。


アスナとアイシアから見ても強力であると言えるリーリエ程ではない。


「申し訳ございません…」


二人の言葉を聞いてユウリは俯き強い魔人になれなかった事を謝る。


「ふふっ良いよ良いよ、新しい仲間が増えた事は嬉しいんだから、あなたは近くにいる隊に入れてもらってその子達と一緒に作戦を実行してね?」


魔人となればもう仲間だアスナは優しくユウリに話しかけ近くにいる隊に入るように言った。


「分かりました」


ユウリは一礼すると去って行った。


これから彼女は他の魔人と共に生まれ変わったもう一つの故郷であるこの世界を破壊するのである。


「戻りました、アスナ様」


彼女を見送っているとアスナの最高傑作であるリーリエがやって来たサナシャも一緒である。


「あら?リーリエ、別に終わるまでは戻って来なくても良かったんだよ?」


何故戻って来たのか察しているアスナはお気に入りの頬に手を触れるとキスをしてあげる。


「アスナ様ぁ…んん…成果の報告が必要かと思いまして…」


アスナに下半身を撫でられた何かを期待しているリーリエは身を震わせながら言い自分もアスナの下半身に手を伸ばした。


こう言う時は寧ろ触った方が自分の主人が喜んでくれるのをリーリエは知っているのである。


「あんっ!ふふっ…私の事良く分かってるじゃん?リーリエ」


アスナは怪しく笑うとまたアイシアの方を見て目を合わせアイシアと二人で十分以上に働いているリーリエにご褒美を与え始める。


「あはっ…ありがとうございます…」


期待に応えてくれた主人にリーリエは感謝し三人は燃え盛る街の中で楽しみ始めた。

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