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嫌いだった

〔日本〕


買い物に出た帰り道。


明日奈は一人で街の中を歩いていた。


「…」


周りを見れば家族連れやカップルそして姉妹で歩く姿も見える。


(やっぱりクリスマスなんて嫌い…)


明日奈は思うクリスマスなど嫌いだと。


何故ならこうして街に出ると余計に自分が一人であると認識させられて孤独感を感じてしまうからだ。


(お姉ちゃんが生きてた頃は好きだったのにな…)


明日奈も幼い頃からクリスマスが嫌いだったわけではない。


姉が生きていた頃は貯めたお小遣いでケーキを買って来てくれていたそれが楽しみであった明日奈はクリスマスは好きだったのである。


「お姉ちゃん…」


明日奈は周囲に誰もいなくなった所で空を見上げて亡くなった姉が帰って来てくれないかとそう思うのであった。

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