一話、リーリエの魔人作り
〔ダークローズのアジト〕
本部から戻り玉座に腰掛けたアスナは目の前に大量にいる魔人達に向けて声をかける。
そのすぐ隣にはアイシアが立ち周りには側近であるアイシャとエレノアとリーリエが立っている。
リーリエの姿はアイシャやエレノアとは違いビキニアーマーである。
「アナスタシア様がもう一つ世界を落とせとご所望だよ、そして現状これ以上の魔人は必要ない、だから次の世界はそこに住む人間を皆殺しにする、良いね?」
アスナはこれから世界一つを落としそこに住む者達を皆殺しにするのだと思うと楽しくて楽しくて仕方がなく邪悪な笑みを浮かべた。
「「はっ!!」」
魔人達は士気高く返事をした。
「良し、早速行け、人間共を蹂躙してやれ」
アスナの命を受け大量の魔人が次の世界ヘールグラジアに雪崩れ込んで行く。
ヘールグラジアに待っているのは絶望だ。
圧倒的な物量の軍勢に押し潰されて滅びると言う。
「アスナ?行かないの?」
「あの子達も楽しみたいでしょう?私達五人が行ったらすぐに終わっちゃうじゃん」
「まぁねぇ」
アスナはアイシアと話しつつリーリエに向けて手招きする。
「前の侵攻ではアイシャとエレノアの力を見せてもらったからね、次はあなたの力を見せて貰う、期待してるよ?」
「お任せを、アスナ様」
「うん、それじゃ私達は明日になったら行こうか?」
「はーい」
アスナは三人に夕食を作るように言うとアイシアと共に運ばれて来た料理を優雅に食べ始めるのであった。
〔ヘールグラジア〕
既に火が起こっていない場所などないと言った状態になっているヘールグラジア。
大半が量産品の魔人であるが中にはアスナが作った強力な魔人も混ざっているダークローズは強力であり世界の危機であると敵対していた国でさえも協力してダークローズに対抗しようとしているが全く勝負になっていない。
「あっはは!良い光景だね!」
燃え盛る街を見てアスナは邪悪な高笑いをした。
「貴様達が親玉だな!!」
アスナが楽しげにしていると一人の少女が近付いて来た。
「おや?」
「!」
リーリエはこの世界出身であるそして目の前の少女はリーリエの後輩でサナシャであった。
「そんな…先輩…」
「数日振りだな?サナシャ、どうだ?私はそこにおられるアスナ様に作り変えて頂いたのだ、この素晴らしい身体にな?」
リーリエは嬉しそうに後輩に自分の生まれ変わった身体を見せつけた。
「お前もどうだ?こちら側に来ないか?素晴らしいぞ?」
リーリエはそう言いながらアスナの方を見る。
するとアスナは好きにしな?と頷き作り出した魔瘴石を投げて渡した。
リーリエはそれを受け取って邪悪な笑みを浮かべる。
「これが私を作り変えた魔瘴石だ、お前もすぐに、と言いたいが、ククッ、私が作り変えて頂いた時のようにたっぷりと楽しんでから作り変えるとしよう」
リーリエはそう言うと興奮を隠し切れない様子で自分の胸を揉み薄布に包まれた下半身を撫で上げ身を震わせた。
「本当に堕ち切ってしまっているのですね…分かりました、先輩を斬り必ずや解放して見せます!」
堕ちた先輩を討つ事で解放するのが自分の役目だと思うサナシャは勇気を振り絞ってリーリエとの戦闘を開始した。
「…そんな」
しかしアスナとアイシアに力を注ぎ込まれ続けて魔人化したリーリエはアイシャやエレノアよりも強力な魔人でありサナシャは手も足も出ずに敗北していた。
「ふふっアスナ様?アイシア様、これからこの子を堕とします、私が開くショーを是非お楽しみ下さい」
サナシャの首を左手で掴むリーリエは振り返り一礼した。
「うん、見ててあげるよ」
「楽しませてね?」
アスナとアイシアは並んで腰掛けておりリーリエが開くショーを早く見たいと言った様子だ。
「ふふっそれでは始めますね?」
リーリエは左手で首を掴んでいるサナシャを地面に叩き付ける。
「かはっ!」
サナシャはその動きで血を吐いた。
リーリエはサナシャが喘いでいる間に剣で彼女の鎧を破壊し裸に剥いた。
「ふふっ私もなぁ?魔人を作るのは初めてなのだ…ふふっふふふ、楽しませてくれよ?サナシャ…」
アスナやアイシアにされた事をこれから自分が行うのだと思い興奮が隠せないリーリエは邪悪な笑みを浮かべながらサナシャと交わり合い始めた。
「あ、あぅ…」
リーリエに犯されボロボロになったサナシャの身体には濃厚な魔瘴気に溢れている。
これならばリーリエ程ではないが強力な魔人として誕生するであろう。
ちなみにアスナが魔怪人になった時はリーリエが堕とされた時の数千倍の魔堕気が注ぎ込まれている。
だからこそアスナはアーリアと並ぶ程の魔怪人と化したのである。
「ふぅ、それではお前も魔人となれ」
「…」
サナシャは諦めた顔でリーリエの動きを見守りリーリエは邪悪な笑みを浮かべながら魔瘴石を胸に当てた。
胸に当てられた魔瘴石はサナシャの身体に吸い込まれ彼女はあっという間に魔人となる。
「気分はどうだ?サナシャ」
「そんなの決まってます、最高の気分です…」
サナシャは邪悪に堕ち切った瞳を見せ微笑んだ。
「そうだろう?魔人となるのは素晴らしい事なのだ」
「はい…」
リーリエは自分が堕とした少女の唇を奪ってからアスナとアイシアの方に向き直った。
「お楽しみ頂けましたでしょうか?」
そして二人に楽しめたかどうか聞く。
「うん、良いものが見れたよ、サナシャ?あなたも私達のために頑張って働いてね?」
「はっ!誠心誠意ダークローズのために働かせていただきます!」
「ふふっ良い子だね?そんなあなたには先輩と同じビキニアーマーをあげよう」
アイシアが指を鳴らすとサナシャの身体にはビキニアーマーが装着された。
「ありがとうございます」
「良いよ、さっその力試したいでしょう?人間を殺しておいで?」
「ふふっ…はい…先輩、行きましょう?」
「あぁ…」
リーリエとサナシャは人間を殺したくて殺したくて仕方がないと言った様子で建物の上から飛び降りて行った。
「アスナ様アイシア様、私達も行っても?」
「新人だけ楽しむなんてズルいです」
アイシャとエレノアも楽しみたいようだ。
「もちろん良いよ、遊んでおいで」
「あはっはい」
「行って参ります」
アイシャとエレノアも頷き合うと街に降りて行った。
「私達はどうする?」
「もちろん行くよ、私達だって殺したいでしょ?」
「そんなの決まってるじゃん」
「だよねー」
アスナとアイシアも楽しむため街に向かって行った。




