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明日奈の孤独
〔孤児院〕
両親に孤児院に預けられてから三年。
十歳になった明日奈の元にとある知らせが来た。
「明日奈ちゃん落ち着いて聞いてね?お姉さんが亡くなったわ…」
「えっ…」
明日奈は持っていた皿を取り落とした。
自分達を捨てた両親だけでなく姉までいなくなってしまったのかと思って。
「大丈夫…?明日奈ちゃん?」
院長は俯く明日奈に声を掛ける。
「あはは…大丈夫だよ…」
暗い顔で大丈夫だと言った明日奈は涙を堪えて部屋に向かいそれから泣いた。
数日後には桃香の葬式が行われ明日奈は強い孤独感を感じながら姉を送った。
そして娘が死んだと言うのに来ない両親の影響で明日奈は更に親と言うものに不信感を抱くようになる。
この後の日本人としての明日奈は心優しいからこそ院長に心配をかけないように出来る限り明るく笑って過ごすようになり。
同時に孤独感も強めて行くそんな人生を送ることになる。
そして最期は姉と同じようにトラックに轢かれて亡くなるのであった。




