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二十四話

〔ダークローズのアジト〕


アスナとアイシアが心地良さそうに浴槽に浸かっている。


そこにアイシャとエレノアが呼ばれてやって来た。


「お呼びでしょうか、アイシア様、アスナ様」


「ご命令を」


二人は浴槽の近くで片膝を着きアスナとアイシアからの言葉を待つ。


「二人にお仕事があるんだ」


アスナはくつろぎながら脚を上げた。


アイシアはそんなアスナに身を寄せると唇を奪う。


アスナは嬉しそうにそのキスに応え二人は互いの身体を弄りイチャイチャし始める。


「んっ…アークナイト、この新しいおもちゃについての情報を集めて欲しいんだぁ、頼めるかな?」


アイシアはアスナの胸に顔を一度埋め離してから話し話し合えるとアスナの胸の先端を咥え吸い始めた。


「もちろん、引き受けます」


「愚か者共に鉄槌を」


アイシャとエレノアは胸に手を当てつつアークナイトの情報を集めると言った。


「良し、なら頼んだよ、アジトを攻める時はあなた達にも遊ばせてあげるから」


アスナはアイシアの舌の動きに身を震わせつつニヤリと笑う。


「ふふっ楽しみです」


「愚か者共を殺すのは最高の娯楽ですから」


二人はアスナの言葉を聞いて邪悪な笑みを見せる。


アスナ程ではないが二人もしっかりと魔人としての邪悪な思考に染まり切っているのだ。


アスナと同じく人間が作った組織など潰して遊ぶ対象としてしか捉えていない。


「それでは行って参ります、アスナ様、アイシア様」


「明日には最初の遊びが出来るかと」


「うん、頼んだよ」


二人は立ち上がるとそれぞれ情報を集めるため転移して行った。


「明日が楽しみだね?アスナ」


アスナの胸の先端から口を離したアイシアは再び邪悪に笑う。


今から人間達を蹂躙するのが楽しみで仕方がないのだ。


「ふふっ、だね」


アスナも微笑み返し今度はアスナがアイシアの大きな両胸の間に顔を埋め右の先端を咥えて舐め始めた。


「んんっ!アスナの舐め方好きぃ!」


二人はこの後も浴室の中でイチャイチャして過ごし満足するとベッドに向かう。




〔レイアール家〕


アリシア達も情報収集の結果について話し合っていた。


「集めた情報によるとダークローズと言う強力な組織が現れたからこそ活動を開始したみたいだわ」


目立つ巨大組織がいる状態なら普通ならそちらの組織がエクシーズに優先され動きやすい筈なのだ。


しかしその巨大組織が自分達を狙って来るなどアークナイトの者達は想定していないようだ。


「目的は?」


「まだ不明です、しかし組織の拡大のためでしょう、銀行強盗などを繰り返しています」


目的は組織の者を捕らえて尋問をしなくては分からない。


あくまでも尋問で拷問をしないのがアリシア達エクシーズのやり方だ。


これがアスナ達ダークローズとなると嬉々として拷問をして情報を得ようとするだろう。


「ありがとう、とりあえずはアジトの場所を…」


アリシアはアジトの場所を突き止めたら攻撃を仕掛けようと言おうとしたがアスナが今日もアイシアにお姫様抱っこされて現れる。


「まだアジトの場所を調べられてないの?無能だねぇ?」


アスナは嘲った表情を見せつつアリシア達を小馬鹿にする。


前回こうした事が出来なかったため今回やるつもりなのだ。


「あなた達はアジトの場所がもう分かったの?」


アリシアがアジトの場所が分かったのかアリシアに聞いた。


「あはっ、教えてあげても良いけどさぁ?情報が欲しいならそれ相応の対価が必要だよねぇ?あはっ土下座しろ、そしたらお前達に情報をやるよ」


アスナは嘲った表情のまま情報が欲しいなら自分に頭を下げろと言った。


「悪いけど今のあなたに頭を下げるくらいなら私達は自分で情報を集めて動くわ」


アリシアは頭を下げないと言う。


「へぇ…?ならアジトを潰すついでに街も崩壊させちゃうね?それじゃ行って来まぁす、あはは!」


「あーあ、頭くらい下げたら良いのに、馬鹿だね?アンタ達って」


アスナとアイシアは転移して街を壊しつつアークナイトを殲滅しに向かって行った。


「…全く、アスナ達が現れた場所に私達も向かうわ、そして止めるわ!」


「うん!」


アリシア達は急ぎアスナ達が転移した場所を突き止め転移した。




〔マルクの街〕


転移して来るとアスナとアイシアは室外機の上に腰掛けてアリシア達を待っていた。


「あっ来た来た」


「待ってたよぉ?」


二人は街に対して攻撃をしていない。


アリシア達はとりあえずホッとする。


「街への攻撃はしないの?お姉ちゃん」


フィオが攻撃はしないのか聞く。


「うんしないよ?さっきのはお前達を馬鹿にするために言っていただけだもん」


「そう…それなら良いんだけど…」


「あはっ馬鹿にされてるのに良いんだ?」


「罪もない人達が殺されないなら馬鹿にされるくらい別に構わないよ」


「…」


フィオの言葉を聞きニヤリと笑ったアスナは街に手を向けると魔力弾を放つ。


その魔力弾は街の市場に着弾して大爆発を起こした。


「あーごめーん、手が滑っちゃったぁ、わざとじゃないんだよぉ?」


「くっ…」


楽しげに人間を殺すアスナ。


その邪悪さにアリシア達は悲しくなる。


「街の住民より、アークナイトでしょ?アスナ…」


「あははそうだね、行こうか?」


アリシア達の反応を見て十分に楽しんだアスナはご機嫌な様子でアイシアと腕を組み歩き始める。


アリシア達は邪悪な二人の背中を追って突然の攻撃に混乱する街の中を歩き始めた。

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