二十話
〔ダークローズ本部〕
アスナは目覚めるとダークローズ本部の玉座に座るアナスタシアの元にアイシアと共に来ていた。
「あら?何か用かしら?あなたは今日からダルデレカの侵攻任務があるでしょう?」
アナスタシアはアスナが何を言おうとしているのか理解している顔を見せつつ話す。
「そのダルデレカについてお話があるのです」
アスナはアナスタシアの側まで来ると彼女の下半身にもたれかかり話す。
「ふふっ、話しなさい」
アナスタシアはまずは少女の髪を撫でそして頬に手を添えると話すように言った。
「私、かなり怒ってるんです、私を負けさせてお仕置きをされる事になった原因のアリシアに対して」
アスナはアナスタシアの手に甘えながら話す。
「ふふっそう、それで?あなたはどうしたいのかしら」
「私を怒らせたらどうなるのか奴等に示す為にもダルデレカを消し飛ばしてもよろしいでしょうか?」
アスナはアナスタシアに世界を滅ぼす許可を貰いに来たのである。
「んー、良いけど条件があるわ?」
「如何様にも」
「奉仕なさい、私が満足したら滅ぼしても構わないわ」
「あはっ、分かりました」
アスナは嬉々としてアナスタシアの股間に顔を埋め奉仕を開始する。
〔ダルデレカ〕
アスナとアイシアがダルデレカにやって来た。
「ふふっ奴等来るかな?」
「来るよ、必ずね」
アイシアはアスナの背中に抱き着き胸を揉みつつ話す。
「アスナ!」
するとアスナの予想通りアリシアとフィオとセシィが現れる。
アスナとアイシアとまともに戦えるのがこの三人だ。
だからこそこの三人でやって来たのである。
「あはっ昨日振りだねぇ?アリシア、昨日さぁ?あんたのせいで私アナスタシア様から拷問を受けたんだよねぇ?どうしてくれんの?凄く痛かったんだけど?」
アスナは憎々しげな顔でアリシアを見ながら言う。
「そんな拷問をする奴に仕えなければ良いのよ」
「あはっお前って本当に馬鹿?アナスタシア様のような素晴らしいお方に仕えるのは名誉ある事なの、だからあのお方から受ける拷問は仕方のない事、でもね?その拷問を受ける原因になったお前は許されない存在なんだよ!」
アスナはそう言うと全身に魔力を溜める。
アリシアは理解した世界を一撃で破壊出来てしまう程の出力だと。
「くっ!やめなさい!アスナ!」
アリシアはやめるようにアスナに言う。
「あはは!!!!やめるわけないでしょ?私は怒ってるんだから、私を怒らせたらどうなるのか今から見せてやるよ!!!!!!」
アリシア達がアスナを止めようと動いた瞬間に砲撃が放たれた。
その威力は凄まじくこの世界が崩壊し始めた。
「なんて力…」
アリシアはその力を見てやはりこれまで戦ったどんな敵よりもアスナの方が強いと思った。
「あっははは!!!!!!ほら見てよ!世界が消滅するよ!!」
アスナは高笑いをしながら転移して退避する。
アリシア達は悔しそうにしつつもアスナとアイシアを追って転移した。
その数秒後世界は跡形もなく消し飛んで消滅する。
〔レイアール家上空〕
アスナとアイシアがレイアール家の真上に現れた。
アリシア達も現れる。
「あなたは自分が何をしたのか理解しているの…?」
「してるよぉ?あの世界に住むゴミ共を全員ぶっ殺した、それだけだよ?あはっ」
世界を滅ぼしたことを面白く思うアスナは邪悪な笑みを浮かべる。
「あなたにこんな事をさせているダークローズを絶対に許したらなんてしないわ…」
アリシアはアスナをここまで堕としたアナスタシアに対し激しい怒りを感じた。
「私だってお前を許さないよ?もう暫くはおもちゃにして遊んであげるけど、飽きたら絶対に殺す、こんな風にね?」
アスナがニヤリと笑った次の瞬間セシィの目の前に現れて首を狙って剣が振るわれた。
「あっ…」
セシィは反応が出来ず理解する自分は死ぬのだと。
しかしアリシアは発動させたネオインフィニティシステムによる超高速移動でなんとかアスナの攻撃を止めた。
「更に堕ちたわね…アスナ…」
セシィを容赦なく殺そうとしたのを見てアリシアは悲しそうな顔を見せた。
「あはっ追加の見せしめにしようと思ったんだけどなぁ?残念だよ、はぁ…殺し損ねて冷めちゃったしもう帰る、また遊ぼうね?アリシア」
アスナはアイシアの元に行き甘えた様子で腕に抱き着くと転移して消えた。
「私達も戻るわよ」
「うん」
「はい」
アリシアは二人と共に真下のレイアール家に帰って行った。




