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アーリアがアスナを気にいるわけ

〔ダークローズ本部〕


アナスタシアは寝室の中で髪の手入れをしているアーリアに話しかけた。


「そう言えばあなた、アスナを殺すとかどうとか言ってたのにもうすっかりとあの子の事がお気に入りね?」


「それは…まぁ…ええ…」


アーリアは言ってる事と行動が180度変わってるなと自分でも認識して頬を赤く染める。


「私があの子を気に食わなかった理由は私と同じように神に希望だとか言われて皆に期待されてたからよ、どうせ私のようになるのにそう思ってたの、だからあの子を勧誘してそうならないようにしようとしてあげてたんだけどあの子が頑なに拒否するから…」


嫉妬心もあったがアスナに対して自分に似た部分もアーリアは感じていた。


だからこそアーリアにとってアスナは苛立つ存在だったのだ。


「でも今は我々の元に来て魔怪人になった、そうならばもう私にあの子を嫌う理由はないわ」


「そう、ならあの子はまだまだ強くなれる子、あなたが鍛え、私の計画を成功させるための強力な戦力としてアイシアと共々鍛え上げなさい」


アナスタシアはアーリアとアスナそして自分の力を引き継ぐアイシアと言う三人を揃えた時点で勝ちを確信している。


だが油断しない性格であるアナスタシアはその勝利の確信を更に確実なものとするためアスナとアイシアを鍛えるようにアーリアに言うのである。


「ええ、アスナと元々私が鍛えていたアイシアを私の弟子としてもっともっと鍛えるわ」


「ふふっ頼んだわよ」


アナスタシアの命を受けたアーリアは二人を鍛えるため部屋から出て行った。

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