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美貌
〔ダークローズのアジト〕
一人で休憩室のソファに腰掛けているアスナ。
暇な少女は最近塗るようになったネイルの手入れをしている。
アイシアに必要ないと言われたため化粧はしていないが圧倒的な美貌を持つこの少女は化粧をしなくてもその内面の邪悪さから周囲に邪悪な雰囲気を感じさせるようになっている。
「あ、あの、アスナ様」
そうしていると一人の魔人が話しかけて来た。
「なぁに?」
完成したネイルを眺めていたアスナは脚を組み直しながら少女に近くに来るように手招きし頬に手を触れた。
その心を邪悪に染めてからはアスナは女王様気質な面も出て来ている。
アイシアやアーリアやアナスタシアの前では従順になるが。
「エミー様がお呼びです」
「そう、分かった行く」
立ち上がったアスナは少女を抱き寄せた。
「ねぇ?あなた、確か私が魔人にした子だよね?」
「は、はい…」
「ふふっしっかりと私達のために働いてくれてるって聞いてるよ、そのご褒美をあげる」
アスナは怪しく微笑みながら少女にその美貌を寄せ唇を奪った。
「はい、終わり、これからもしっかりと我々のために働くんだよ?」
アスナは少女の頬から手を離すと去って行った。
「アスナ様ぁ…」
少女は頬を赤らめながら去って行くアスナの背中を見送った。




