新六章、ダークローズの大幹部アスナプロローグ
〔ダークローズのアジト〕
朝目覚めるとアイシアがアスナの胸に顔を埋めて眠っていた。
アスナは優しく微笑むとその髪を撫でる。
「んっ…おはよう、アスナ」
そうしているとアイシアが目覚めた。
二人は見つめ合ってからキスを交わす。
「おはよ、アイシア、今日は何を…」
『二人とも私の元に来なさい』
今日は何をするのか聞こうとしたアスナであるがその前にアナスタシアがやって欲しいことがあるようで念話を入れて来た。
「承知致しました」
「はーい」
二人はアナスタシアの念話に返事をすると立ち上がり着替え始める。
アイシアは自分のボンデージは手早く魔法で作り出すがアスナの物は自分の女であり可愛く彩りたいからかデザインに凝っている。
そのため暫く考えつつデザインして行き完成させた。
「あはっ…今日のもとってもエッチだね」
アイシアが作り出したボンデージを着たアスナは頬を赤く染めた。
アイシアは我ながら素晴らしいデザインだと思い少女を背後から抱きしめると胸を右手で揉みしだき下半身を撫で始めた。
「んん…だぁめ…アナスタシア様に呼ばれてるんだよ?」
アスナはアイシアの手の動きに身体を震わせつつアナスタシアの元に行かなくてはとアイシアに言う。
「うん…」
アイシアはこんなにエッチなのにお預けかぁと思いつつアスナの身体から手を離す。
「んっ、ほら行こう?後夜楽しみにしてるから」
その手の動きに身を火照らせていたアスナは振り返ってアイシアの唇を奪い手を差し出す。
「ふふっええ…」
アイシアは任務を終えて帰って来たらたっぷりと可愛がろうと思いつつ差し出されたアスナの手を取り転移した。
〔ダークローズ本部〕
ダークローズ本部に二人で来るとアナスタシアはいつも通り玉座に足を組んで腰掛けていた。
アスナは彼女の目の前に来ると片膝を着く。
「どうぞご命令を、アナスタシア様」
「ええ、あなたが破壊してくれたおかげで前のあの世界の侵攻は完了したの、だから次の世界の侵攻を我々は始めようとしているところだわ」
アナスタシアはリング1の侵攻での次のターゲットの世界をビジョンに映し出した。
「この世界でまずは魔瘴石をばら撒き魔人を作りなさい、良いわね?」
「了解です」
「うふふ、任せて」
二人とも魔瘴石を作り出せる。
そのためこう言った系統の任務はお手の物なのだ。
そしてアーリアを含む三人の能力があるからこそ魔人を爆発的な早さで増やす事が出来ダークローズの侵攻スピードは恐るべきスピードなのである。
「頼んだわよ、アスナ、アイシア」
「はっ」
アスナは忠実にアナスタシアに向けて敬礼するとアイシアと共に転移して行った。
〔エルグ王国、聖教会〕
アスナとアイシアはエルグ王国の聖教会に現れた。
「な、何者です!?」
明らかに邪悪な者だと分かる二人が現れたのを見てシスターは何用かと聞く。
「あなた達には我々ダークローズの下僕になって貰うよ」
「拒否権はないから」
「!!」
何をされるのか分からないがとにかく危険だと思った聖女達はアスナとアイシアに浄化魔法を掛けようとするが。
二人は魔力を放ち聖女達を地面に縛り付ける。
「ふふっ大人しく我々の者になりなさい」
アスナは怪しく笑いつつ口の中で魔瘴石を作るとまずは一人目のシスターの唇を奪い魔瘴石を口移しする。
そして彼女を抱きしめると魔瘴石を吐き出せないようにキスを続けた。
「はぁ…」
キスを終えるとシスターは魔人になっていた。
「あぁ…ありがとうございます…」
「ええ、さぁ?あなたも手伝って?他の子を魔人にするための魔瘴石は今渡したよね?」
「はい」
シスターが口を開くとその中には魔瘴石がある。
シスターは邪悪な笑みを見せると近くの元同僚に襲いかかり唇を奪った。
「いやぁ!!」
「やめて!!」
泣き叫ぶシスター達。
しかしその声はアスナとアイシアそして魔人となったシスター達を喜ばせるだけだ。
彼女達が逃げられないようにアスナが張っている結界の中でシスターは次々と魔人になって行きダークローズの手駒となって行った。
「みんな?こっちに注目」
全員の魔人化が終わるとアスナはぱんぱんと手を叩く。
「これからあなた達には外に出て同じ事をして貰うよ、魔瘴石は今から大量に作って渡すからそれを使ってね?」
「「分かりました、アスナ様」」
シスター達は同時に喋り同時に敬礼する。
その完全に揃った動作を見て良い戦闘員が出来たとアスナとアイシアは満足気な表情を見せる。
「それじゃ早速お仕事開始だ、少し待っててね、アイシア?」
「ええ」
アスナとアイシアは二人で協力して大量の魔瘴石を数分で作り出しシスター達に渡すと広い世界に向けて邪悪な者達を放つのであった。




