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第二七九段 陰陽師のもとなる童べ
陰陽師のもとにいる童べは、格別に物事をよく理解している。
陰陽師が祓などをしに出掛けたのならば、祭文を読むことを、人々はいい加減に聞いているのに、きちんと聞いて、さっと立ち走って、
「白き水を掛けなさい。」とも言っていないのに、掛けてまわっている様子を見て、何をするべきかを知り、少しも主に物を言わせず動いていることこそ、うらやましく思った。このように気の利いた人を使いたいものだと感じたことだ。
(童が賢いのか、陰陽師の指導がよいのか、幼い子供がしっかり役目を果たす姿は、見ていて感心させられますね。)




