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第二七一段 成信中将は(その2)
物忌などを固く守って真面目にする者で、名前を名字でつけられている女房が、ほかの人の養子になって『平』という名字に変わった。だが、変わらず元の名字を、若い女房隊は言い合って笑っている。
この女房は、外見や風采も格別なこともない。兵部と呼ばれ、面白みもないが、やはり一人前にふるまいたい気持ちはあるようで、定子様には『見苦し』などとおしゃられているが、そのことをいじわるく告げ口する人もいないようである。
(才能がないのに、一人前にふるまう女房には、清少納言も、他の女房も冷たいようです。ああ、こわい。。。)




