第二五七段 とうとき事
第二五七段 とうとき事
尊いこと。法要の時、錫杖を振って九条の経文を唱えること。(一条唱えるごとに、錫杖をならしたそうです。)
第一條 手に錫杖を執りて當に衆生を願うべし、大施會を設けて如實の道を 示し三寶を供養す、大施會を設けて如實の道を示し三寶を供養す
第二條 淸淨の心を以て三寶を供養し、淸淨の心を發して三寶を供養し、淸淨の心を願って三寶を供養す
第三條 當に衆生を願うべし天人の師と作りて、虛空の願を滿し、苦の衆生を度し、法界に圍繞して、三寶を供養し、諸佛に値遇し、速に菩提を證せん
第四條 當に衆生を願うべし、眞諦を修習して一切の衆生を大慈大悲し、俗諦を修習して一切の衆生を大慈大悲し、一乗を修習して一切衆生を大慈大悲し、佛寶法寶僧寶と一體の三寶とを恭敬し供養す。
第五條 當に衆生を願うべし、檀波羅蜜をもって一切衆生を大慈大悲し、尸羅波羅蜜をもって一切衆生を大慈大悲し、羼提波羅蜜をもって一切衆生を大慈大悲し、毘梨耶波羅蜜をもって一切衆生を大慈大悲し、禅那波羅蜜をもって一切衆生を大慈大悲し、般若波羅蜜をもって一切衆生を大慈大悲し。
第六條 當に衆生は願うべし、十方一切の無量の衆生、錫杖の聲を聞かば、懈怠の者は精進し、破戒の者は戒を持ち、不信の者は信ぜ令め、慳貪の者は布施し、瞋恚の者は慈悲し、愚癡の者は智慧ならん、驕慢の者は恭敬し、放逸の者は心を攝め、具に萬行を修し、速かに菩提を證せん。
第七條 當に衆生を願うべし、十方一切の邪魔外道、魍魎鬼神、毒獸毒龍、毒蟲之類も、錫杖の聲を聞かば、毒害を摧伏して菩提心を發し、具に萬行を修して速かに菩提を證せん。
第八條 當に衆生は願うべし、十方一切の地獄、餓鬼、畜生、八難之處に苦を受くる衆生も、錫杖の聲を聞かば、速かに惑癡の二障、百八の煩悩を解脱することを得て、菩提心を發し具に萬行を修し、速かに菩提を證せん。
第九條 過去の諸佛錫杖を執持して已に成佛し、現在の諸佛錫杖を執持して現に成佛し、未来の諸佛錫杖を執持して當に成佛し給ふべし
Wikipediaより
念仏のあとで、浄土に往生することを願い自分の功徳をめぐらせる回向。




