表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
412/423

第二五六段 関白殿、二月十日のほどに(その22)

「今日の私の様をどうみましたか。」と。定子様がおっしゃる。

「素晴らしいとお見受けいたしました。」などと言うが、言葉にしてしまうと世の常でありきたりだ。


「一条の宮で、長く待ったであろう。それというのも、中宮大輔の道長(道隆の同母弟のあの藤原道長)が、東三条院詮子様のお供に着て人に見られた同じ下襲(したがさね)のままで中宮のお供をするのは、けしからんと人が思うであろうと言って、違う下襲を縫わせられたので遅くなったのですよ。ひどく女房たちの評判を気にされるのですね。」とおっしゃって笑われる。


 定子様のご様子は、たいそう明るく晴れやかで、いつもより更にきわだって美しく、御(ひたい)を上げていらっしゃる飾りの釵子(さいし)で、少し片寄ってくっきり見えていらっしゃるのまでが素晴らしい。

(清少納言の観察力と記憶力がすごいです。)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ