表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
394/427

第二五六段 関白殿、二月十日のほどに(その5)

 定子様の母君、高階貴子様も渡って来られた。御几帳を身近に立てさせて、新しく参上した女房には姿を見せられないので、気詰まりな心地がする。その周りに集まっている方たちは、一切供養の日の装束や扇をどうするかについて話し合っている者もいる。また、競争しあって、

「私は、どういたしましょうか。ただ、あるもので済まそうと思いますわ。」などと言って、

「まあ、いつもそういうのね。(本当は、新しく仕立てているのでしょ。)」と、憎まれている。夜に退出するものも多い。装束や扇の準備にために退出するので、それを縮めさせることはおできにならない。


 貴子様は、毎日渡っていらっしゃり、夜も居られて、姫君たちもそのままいらっしゃるので、定子様の御前には、いつも人がたくさんいて、大変にぎやかでよい様子である。


 宮中からのお使いも、毎日参上する。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ