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第二五二段 たのもしきもの

頼もしいもの。


 病気になって気分がすぐれない時に、僧がたくさん来て修法(ずほう)をしていること。

(令和の人には、効き目がないけれど。平安の人には、これしかない。)


 思っている人が、病気になって気分がすぐれない時に、本当に頼みになる人が、言葉を尽くして慰め、頼もしいこと。

(これは、令和でも同じ。日ごろから頼みにしている人の見舞いは、よく効きます。)


 何かが恐ろしく思っているときの、親たちのそば。

(親ほど自分を大切に思ってくれる人はないので、とても安心できます。恐ろしいのは、251段の雷でしょうか。盗人は、親ではどうしようもないかも。)

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