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第二五〇段 いみじくきたなきもの 第二五一段 せめておそろしきもの
第二五〇段 いみじくきたなきもの
すごくきたないもの。
何と言ってもなめくじ。すごくきたなくて見たくない。
板の間を掃く箒。
殿上で使う合子。(これは、蓋つきの朱塗り椀だが、五年に一度しか取り換えず、汚いと言ってはあり得ないほどである。)
第二五一段 せめておそろしきもの
はなはなだしく恐ろしいもの。
夜に鳴る雷。(これは、今も変わらず恐ろしいですね。)
近隣に盗人が入っていること。自分の住むところに盗人が入っているのは、どうしてよいかわからなくなるので、恐ろしいどころでなく、何も考えられない。




