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第二四五段 ただ過ぎに過ぐるもの 第二四六段 ことに人に知られぬもの
第二四五段 ただ過ぎに過ぐるもの
ただ過ぎに過ぎていくもの。帆を上げた舟。人の年齢。春、夏、秋、冬。
第二四六段 ことに人に知られぬもの
格別に人に知られないもの。
人の女親の年を取って行くこと。
(男親は外に出て人と交わるので、「まあ、あの方も年を取られたこと。足元があぶないわ。」など言われるが、女親は人と交わらないので、人知れず年を取って行くことだ。)
凶会日。
(陰陽二気の調和がうまく行かず、万事に忌むべき日で、この日に吉事を行うことは凶とされているが、なぜか誰も気にしていない、いい加減に扱われている凶の日。)




