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第二三五段 上達部は 第二三六段 君達は
第二三五段 上達部は
上達部(三位以上の公卿)は、春宮の大夫が「おかし」。摂関家の御子息で、大納言、中納言が兼任される。
それから、左右の大将。名門の方が任ぜられる。こちらも、大納言、中納言が兼任される。
権の大納言。才のある方で、次は大臣になられる。宰相の中将。大臣家の方のみ。三位の中将。春宮の権の大夫。侍従の宰相。
第二三六段 君達は
君達(摂関家の御兄弟、御子息)は、頭弁が「おかし」。蔵人の頭で、太政官の弁官。
頭の中将。こちらも、蔵人の頭で、近衛の中将を兼ねている。蔵人の頭は、二名。
権の中将、四位の少将、蔵人の弁、蔵人の少将、蔵人の少納言、春宮の亮、蔵人の兵衛の佐が、特に名誉のある兼官である。
(西洋系転生ものに出てくる、宰相や王太子の周りに居る役人たちの平安時代版です。たくさんの役職や官位がある中で、重要だった物。家門や本人の才能、周りの貴族たちとの関係、いろいろ大変そうだなあ、と思うのでした。)




