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第二二五段 社は(その1)

 (やしろ)は、奈良にある布留(ふる)の社。龍田(たつた)の社。宮城にある花ふちの社が「おかし」。


 杉の御社は、


 いにしえの 事ならずして 三輪の山 越ゆるしるしは 杉にぞありける

( 遠い過去の話ではなく今もなお 三輪山を越える神聖な通過の証は神聖な木が物語っている)


と紀貫之にうたわれるように、しるしがあるのであろうと趣深い。


 ことのままの明神は、願い()を言った()()かなえて下さるとは、たいそう頼もしい。


 ねぎごとを さのみ聞きけん 社こそ はては歎きの 森となるらめ(古今集)

(あちこちで願い事を言われたとおりにばかり聞き届けている神社こそ、終いには人々の歎きが集まって、嘆きの森となってしまうのであろうなあ。身勝手な願い事が世にあふれているよ、という皮肉。)


とも、うたわれていると思うと、これもたいそうおもしろい。

 次の社についての説話が、清少納言は詳しく伝えたかったようで、かなり長い説話を紹介しているので、しばらく(その〇)が続きます。

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