勇者たち
魔族最強?になって二年、私は指揮を取っていた。
「報告です。勇者が現れて戦況は――――」
勇者、そう勇者だ。私を倒すための人間。
「魔族軍に、魔族の領地だけを守るように。勇者を見たらすぐに撤退をすること。そして、民には戦地になるようなら逃げろと伝えてほしい。家や思い出の街は私が守る。」
「はい魔王様、ですが魔王様が出向かなくても四天王や将軍が降りますが…」
「四天王たちに何か起きたら私は困る。だから私が行く。」
やはり勇者…勇者は放っておけない。
「フェイスいる?」
「はい」
いたのは黒いシルエットの何か。こいつは四天王の一人。フェイスと呼ばれている。ガシラと並び最強と言われている。その理由は何にでも変装することができる。空気にも人にも、
「勇者の行方を追ってくれ、しかし危険ならすぐに逃げてくれ。」
「御意」
フェイスはサッと消えていった。
そして翌日
「報告します。勇者は―――」
フェイスが1日で年齢や名前、さらには足のサイズまで調べていた。それを勇者パーティ全員。すごいとしかいいようのない働き
「仕事が早くて助かる。また、よろしくな。」
「勇者パーティを暗殺して参りましょうか?」
「いやいい、フェイスに危ない橋を渡ってほしくない。」
「……御意。」
またサッと消えていった。
フェイスの集めた資料によると、勇者の名前は、ラース・シェイクス。年齢は私と同じ12歳、趣味は…読書と同じか。癖は…黒色の紐下着…癖!?
…見てはいけないものを見た気分だ。
「魔王様は勇者の件、どうなさるつもりですか?」
「うーん…平和を目指すという意味では同じ仲間なんだがな、人と魔族は手を結べないという決まり……」
私は気がついた。
「いつから手を組み合えないと思っていたんだろう」
「と、言いますと?」
「勇者たち人間と、手を組み合う。」
「なりませぬ!魔王様人間の王は目先の利益しか考えておりません。」
私が聞いた中で一番大きな声だった。
「王様はだめかもしれいけど勇者はどうだろう。勇者は人の鏡、そんな人が平和をもたらすために和平を結んだら。」
「確かに…しかし暴動が起きたら…」
「そしたら私がすべての責任を取ろう。」
「…分かりした。交易をしてみましょう。 」
「これは〜アタシの〜出番だね!」
「魔王様をこうしてこうして……」
サキが私を勇者と手を組めるようにしていった
勇者パーティが魔王城に到着した。




