職員室
注意!!
この作品はR15です。
グロテスクな表現があるかも知れないので注意してください。
ロッドはここの構造を理解している故、かなりスムーズに蜘蛛男を追いかけている。
千咲達はそこに食らいつき、なんとか追いついていた。
しばらく追いかけていると、ロッドは足を止めた。
「どうした?」
「なんだ……?鍵が開かない!!」
「閉められたの!?」
「まずい、ここら辺から複雑な構造になっていくのに、鍵の場所もわからんぞ…」
ロッドは少し考えた後、隣り側の扉に向かった。
「ロッド、この先にはなにが?」
「『教育部屋』だ。学校と同じように、からくり人形達が過ごしている場所だが…」
「だが…?」
「優秀な個体を集めた奴らばっかだ。まぁ俺らなら大丈夫だろうが、束になられると面倒。なるべく見つからないように進めよ。」
「進めよッて、ロッドは大丈夫なのかよ」
「教育されてあんだよ、『幹部の人は殺さない、ボスは殺さない、先生は殺さない』ってな」
「なら、ロッド1人のがいいんじゃ…」
「仮に俺が裏切ったことがバレたらヤバい。この先に鍵があるだろうが、探す時間とかもある。その間バレたら終了だろ?だから護衛に何人か来てくれ。」
するとすぐさま手を上げるやつがいた。
「俺行く」
「だろうと思ったよ。2人は近くに隠れて待機しててくれ。」
「サニー、バレないでね。」
「あたぼうよ」
ロッドとサニーは扉に入っていった。
「廊下か…まだからくり人形共はいないだろうから今のうちに職員室にいくぞ。
先生に鍵は管理させてるだろうからあるんだったら職員室が1番可能性が高い。」
「職員室は…あっちか」
サニーが行こうとした瞬間、ロッドがサニーを近くのダクトに投げ入れた。
サニーが様子を見ると、ロッドはからくり人形に絡まれていた。
「ロッド コンチニハ」
「おう、お前ら言葉うまくなったな」
(からくり人形が喋っている……育てられているのか…)
サニーはダクトを通り、ロッドの近くの小さいゴミ箱を頭に被った。
ゴミ箱の下に穴を開け、サニーはゴミ箱に変装した。
(クソ〜、まさかゴミ箱に変装する時がくるとは)
ロッドは平然とからくり人形共と歩きながら移動している。
からくり人形共の視線はロッドに向いているので、サニーはちょこまかとロッドについていった。
ロッドはからくり人形共に別れを告げたあと、サニーを引っ張り走り出した。
「職員室には俺が行く。先生が来た時はバレないよう、近くの机に隠れてくれ。」
「あぁ」
すると、ロッドは机の上に登り、鍵を探し回った。
すると、光り輝く(光が反射して)ものがロッドの目に入った。
「鍵か…?」
ロッドは目を凝らし、鍵かどうか確認した。
すると、ドアがものすごい勢いで開く音がした。
「!?」
先生だ。
というのも、蜘蛛女とは違う歪な体型をしていた。
ロッドよりも格段にデカイ。
髪は薄く、肥満に近しいボディだ。
(敵わないだろうな……恐らく攻撃が通らない。)
ロッドは机の下に身を隠し、しばらく先生の様子を眺めていた。
すると、突如先生が机に手を突っ込み、机をひっくり返した。
「あぁ!??」
先生はロッドを見つけ、奇声を発した。
「しまった!!」
ロッドは鍵に手を伸ばし、鍵を取ろうとした。
「ロッド!!避けろォ!!」
「サニー!?」
先生はロッドに向かって這いつくばい、トカゲのようにはってきた。




