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終わる世界で  作者: 甘水意識
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第二章第七節、『私』

君はもうすぐ死ぬんだろう。

もう会うことはないだろう。

君の歌ももう聴けないんだろう?

欲にまみれて醜く腐った、

君の歌。


誰かに聴かせるなんて烏滸がましい。

身の程を弁えてくれ?

さほど素敵なもんじゃない。

わざわざアボイドノートなんて使うなよ、

ただの不協和音だから。


拒まれた私に、

拒まれた世界に、

君はどうして生きてるのでしょう

描いた景色に、

愛した音楽に、

裏切られて尚

君はどうして死なないのでしょう


落ちる世界

涙と絶望が混ざり

地に君を釘打つ

限りなく広がるあの空

いつか訪れる箒星

それと一緒に、私も帰ろう

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