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八百万の精霊召喚~異世界神から日本妖怪~  作者: 那園曽 氏規
本編

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50話

さて翌日すっきりとした目覚め

夕べは食事をしてからぐっすり眠ってしまったから快調だ。


夢を見た気がするが気にしない。顔を合わせづらいとかは夢なので気にすることはない。ないったらない。


朝食に降りてくると家族がそろっている。母、姉、ドロシーである。


そのあとにすぐファムが下りてくる。


「あら、どうしたの?髪を結ってるなんて」


「あはは。ゆうべ髪を乾かすの失敗しちゃって寝癖がひどいのよ。今日はこのまま結ってるわ」


「あら?ドライヤーの調子でも悪かったのかしら?ラウルあとで見てあげて。」


母に言われてしまう。了承の返事をし食事開始。こんなに味のしない食事も久しぶりな気がする


ドライヤーも火と風の魔石を組み込んだものを作っている。

こちらは家族用はワイヤレスなんだが客室用だけは盗難防止でワイヤードである。

当然魔石も一段低いものなので交換が必要になるサイクルも早い。しかも分解しなきゃ交換できない作りにしている。


まあしょうがないので食事の後に客室へ。


今度はしっかりノックをする。

返事があったので入室。

ドライヤーをつけているのはドレッサーのところ。ファムはそれとは部屋の反対に避難している

どれだけ警戒されてるんだか。


「ねえ、昨夜のことだけど。どこまで見たの?」


分解中に後ろから声をかけられる。振り向かずに返事をする


「イヤーナニモミエナカッタデスヨ」


「きちんと答えなさい」


怒られてしまった。なかったことにしてやろうというのに。


「全部見た。あの角度から見えたすべて。あ、でもテンパってたのか抱き着いた感触は覚えていない」


ぽふん、と枕が頭に当たる。正直に言ったのに解せぬ。


「言っておきますけど。今は経験ないけど前世では一通りあるんだからね。別に男性の裸くらいなんてこともないし、お互いに見ただけならこれ以上問題はなしってことにしましょう。」


ドライヤーを直して振り返り枕を放り返す。見事にキャッチ。


「羨ましいな。俺は流石に個人的な経験は覚えていないからな。かなりビクビクしてたよ。」


「そんなに経験はないんだからね!人聞きの悪い」


そんな意味でもないんだがな。


「とりあえず、ギスギスしてあんたの家族にバレる方が怖いのよ。昨日までと同じでお願いね」


仲直りはできたのかな?全くいつかきちんと恩返ししないとな。


「あ、そうだ。忘れてた」


パンと手をたたく。どうした?


「入浴中の立て札とか作ってなさい。あのお風呂じゃわかりません」


午前中の予定が埋まってしまいました。


************


午後になって三人でギルドへ。

騎士団長さんからもらった用紙を受付へ出すとさっさとギルマス室へ通されてしまう。


「指名依頼達成だな。よくやった。今日からお前たちはDランクだ。」


「そんなすごいことやってないですよ?」


「実は村には別ルートで捜索隊を向かわせていたんだ。結果はお前さんたちの言った通り村は人っ子一人いなかった」


「あ、やっぱりジャンヌ様が出てくる段階で別動隊が組まれてましたか」


「そういうわけではないぞ、たまたま予備隊がいて引き継いだだけかもしれん」


嘘っぽいな、本格的な調査はやっぱりそっちだったんだろう。王女がいなければ強行軍は可能だしね。


「まあそういうことでその功績でお前たちはDランクだ。そしてジャンヌ様護衛任務はCランク指名依頼として処理する。」


「え?どういうこと?」


ドロシーが首をかしげる


「つまり私たちはDランクパーティとして護衛任務を受け完遂したって扱いですか?」


ファムがそう受ける。ギルマスは頷く。


「ま、お前さんたちの実力はカーンズも認めているしな。正直、王女護衛を低ランクでさせるわけにはいかないからな。ま、特例はここまでと思っててくれ。あとは通常依頼達成が必要だからな。」


すると部屋がノックされ来訪者が告げられる。団長さんが来たようなのでじゃあ帰ろうかと出て行こうとしたら。入ってきた団長さんにそのままと言われてしまった。

どうやら俺たちに用事があったらしい。


「ここでつかまってよかったよ。入れ違いになるのは避けたかったからな。」


此方としては用事はないんだけどね。それは言えず。


「何かあるんですか?」


「二つだな、一つはお前さんが捕まえたあの男だがとりあえず何も吐かん。だか言ってくれた通り胴と首に鉄の輪をつけているおかげで一度変身しようとしたが失敗して以来はおとなしくしている」


人狼に変身されてしまってはそもそも騎士団レベルでは太刀打ちできないだろう。

ならば変身させなければいいということで胴と首に鉄の輪をつけることを進言した。

出来れば拷問用の内側に刃物のあるやつといっておいたので首の方は刃物付きだったらしい。

これにしておくと変身時に体が肥大した時に刺さってしまうという。ある意味ひどい装備である。

まあどちらも人間形態では何も害にならないので問題はない


「あともう一つは王直々に褒美をくださるそうだ。というわけで早速行くぞ」


また急に拉致ですか


「何もこんな髪型の時に呼ばなくったって・・」


あ、ファムがなんかぶちぶち言ってる。あとの八つ当たりが怖い





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