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八百万の精霊召喚~異世界神から日本妖怪~  作者: 那園曽 氏規
本編

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113話

明けて翌日。背中が痛いです


自分の日焼け忘れてました。


まあこの程度何とか乗り切るけどね


昨日遊び疲れたのかまだ起きてこない娘さん方なので今のうちに買ったものの仕分けである。

なんか珍しいスパイスが多いんだけどやっぱりホール状態なんだよね。

一つづつ噛んで試していかねばならんのだがこれが手間なのよ


でも意外と同じようなスパイスが多く味の認識と共に何のスパイスか頭の中に浮かんでくる。

料理スキル万能すぎるだろ。


仕分けが終わったころにようやく娘さんたちが起きてきた。


「今日はどうするの?」


ドロシーが聞いてくる。


「二日続けて遊ぶわけにもいかないしなぁ。今日は仕入れたスパイスを少しウッツに分けにいってやるか。明日の帰りの打ち合わせもしておかなきゃいけないしな。みんなはどうする?」


「あたしはお買い物していたいかな。食べ物以外にも少しほしいものがあるし」


「それでは私もファムと一緒に。収納スキル試してみたいですし」


ファムの提案にミュゼも答える。


ファムのスキルで与えたスキルはレベル1なのだが熟練度を上げレベルが上がるとそれが本人のスキルになるようだ。なのでミュゼも頑張ってスキル上げにいそしんでいるようだしそっちは任せておくか。念のために朝露もそちらの護衛に回しておけば問題ないしな。


「じゃああたしはラウルと一緒に行くわね」


「あんまりおもしろくないかもしれないぞ?」


「いいのよ」


まあ本人がいいならそれでいいか。


そして朝食後みんなで市場に移動。そこで二手に分かれる予定でありましたがまずはクロエさんのところに行かねばならないので四人一緒に行動です。


「あ、あそこじゃない?」


ドロシーが目ざとく見つける。確かにウッツとチュチュもいるので間違いはないだろう。働いてるねぇ


「毎度、もうかりまっか?」


「ぼちぼちでんなぁ」


「ダメだ、イントネーションがなってない。さては関東人だな。そんなことでは立派な浪速のあきんどにはなれまへんで」


「何わからないこと言ってるのよ」


ファムにハリセンで突っ込まれる


「痛いな軽い挨拶じゃないか、クロエさんはいる?」


「はい、主人なら奥にいると思います。」


チュチュが元気に答えてくれる。取次ぎを願うと確認の為かけて行ってくれた。

じゃあその間に


「そうそう、ウッツ。とりあえず二つは見つけたんだ。いくらか分けておくからまた試しておいてくれ」


そういって布袋を二つ取り出す。


「こっちがクミンもどきで、こっちはカルザイの実。それはそのままカルダモンと同じような味だから気にしなくて使えばいいと思う」


「そんなに早く見つけられたんですか?」


「いや、山盛り買って一つずつ試しただけだからそんな手間はかかってないかな」


「山盛りって普通小瓶でしか使いませんよ」


「いいんだよ、よく食べるのが三人ほどいるんでな」


もっとも炭水化物は一人ですがね。あとはスイーツ目当ての女神とフェレットですが


「足りないか?もう少しいる?」


そういってクミンの入った樽を出す。樽買いって確かに滅多にしないわな。


「あなた収納が使えるの?」


後ろから声がかけられる。クロエさんである。


「使えますよ。まあそこそこの量しか入りませんけどね」


「どれくらいかしら?」


流石に無限とは言えないもんな。ここは少なく言うのが吉だな


「大体300キロくらいですか」


「そんなに入るの?ねえ追加依頼でいいかしら?帰りの道中に荷物を運んでほしいのよ。」


あれ?最初のファムくらいの容量しか言ってないのに多いの?一般常識のサイズってどれくらいなんだろう?


「普通は大体100キロも入りませんよ」


「え、だってファム最初から300キロだったじゃないか」


「あたしはレベル上げてましたからね、最初はあたしもそんなもんだったわよ」


エー、先に言っといてくれよ。そういえばいつかドロシーがファムと同じレベルになったって喜んでたっけ。意外とこれってレベル上げが難しいのかもしれないスキルなんだね。


「というかドロシーもミュゼも意外と簡単にレベル上げてない?」


「だってラウルがいるんですもの」


どゆこと?何かしたっけ。いや確かにファムのスキルで実験もどきはしましたけど


「普通収納スキルってレベル上げるって発想はないんですよ。ある程度の量が入ればいいし限界が来たらそこまでって思いますから。」


ああ、そういうことかファムの収納のおかげでレベル制ってわかったし、鍛えられるスキルって思わないんだな。


そしてクロエさんにある倉庫に案内される。


「これを運んでほしいんです、誰も運んでくれる人がいなくって」


倉庫を開けると冷気がこぼれだす。冷凍倉庫?

白く煙る中を見て娘さんたちが悲鳴を上げて逃げる。


いや逃げたいよ、ほんとに


そこには海ホタルが転がっている。但し殻は全部外し終わっているのでぬめぬめとした本体と殻とが分かれて中々に気持ち悪い。


まあ、こちらとしては殻がないとただの烏賊にしか見えないんだけどね。

っていうかこれ俺の持ってきた量のざっと三倍はあるんですけど


「こんなにあるんで相場が値下がりしてたんですよ。本体部分は意外とおいしいんですよ?」


まあ烏賊だしなぁ。フライにしてもいいかもしれない。


本当は収納のレベル上げにドロシーやミュゼにも運んでもらおうと思ったんだが

二人ともヌメヌメが苦手とのことで近寄ってくれませんでした


そのくせ調理したら食べるんだろうけどな。


まあ一人で運べるから問題ないか。

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