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八百万の精霊召喚~異世界神から日本妖怪~  作者: 那園曽 氏規
本編

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1176/1344

1171話

さて翌日。せっかくラグーン伯爵が来てくれたんでヤパムの方でも視察に行きますかね、と思い立ちやってきた。


ヤパムは基本的に人員を入れ替えてはいないので役人などはスライドで雇っているのである。

まあ増員はしましたけどね。

なんだかんだと開拓村は四つくらい同時進行だし街道整備もやっているので新規事業担当はいれないと回らないからね



「現状の開拓村は順調です。この様子ですと再来年には税を徴収することも可能と思われます」


執務室で報告してくれるのは王城からの紹介

で俺の部下になってくれたアンディである。

18歳だけど確かに文官として確実な仕事もできるし。もともと男爵家の次男なので比較的領地経営にも造詣が深いなどいい広いものであった。


「まあ開拓村の徴税は五年は減免でいいよ。あの人数よりもう少し手広くしたいからな」


「そういえば第一開拓村の村長にも子供ができたそうですよ。」


「まああいつは奥さん大好きだし家族の為にも頑張ってくれるだろう」


放置するとアガーブとしっぽり三日間よろしくしちゃうような男ですからねトニーは。

まあ開拓村はほとんど軽犯罪者を入れているので体力が有り余っているんだろう。

仕事と奥さんがあれば頑張るような奴らばかりなのでそこは任せておけばいいよね。


「税収もそうだけど開拓村に常駐してもらう教会の方は交渉がうまくいってる?」


「はい、基本的に教会さえ立てれば派遣は問題ないとの言葉をいただいております」


「開拓村だからなるべく屈強な人間でないとっていうのは?」


「元冒険者の聖職者などを優先していただけるそうですので問題はないかと」


「ああ、ならいいかもな」


今回は俺が絡んでいる開拓村という事であることも考えている。

それは各々の村に教会をたてるという事。


信仰云々はあまり気にしているのではなく医療、教育を最低限持たせるためである。

農民の識字率って実はあまり高くないんだよね。

これは封建社会全般に言えることなんだけどそれでも村長とか村のえらいさんにしか字が読めないというのはよろしくない。

なのでせめて寺子屋風にでも各村に広めておきたいのである。

読み書きそろばんさえできればだいぶ違うと思うんだよね。


後教会なのはついでに治療院の設置も兼ねてである。

聖魔法は教会でないと判別できないし教えることもできないので治療院=教会となっているのが現状だからこれも致し方ない。


そして何より俺が出資して建てる教会というところが一番大事なのである


「ラウル様、あとこれは募集に応じた職人からなのですが若干質問が上がってきております」


「質問?何?」


「いえ、神像の配置の指示に関してですが従来と違う配置にされて問題はないのか?と心配の声が上がってきております」


「ああ、それは問題ない。苦情は全て俺が受けて対処するから職人たちには指示通り制作をさせてくれ。」


今回は一般的に配置されている形とは変えて神像を配置することにしたのである

一段高くバルトール様、そして前列に6柱を並べるという配置である。

向かって左からベールアン様、ミーミル様、アルケー様、ラウニー様、セドナ様、ヘムダール様となっている

両翼に男神を配置し中に女神というこの配置は確かにあまりにも異端。

通常は女神が添え物ですからね。

あ、因みにこの配置変更は全神様の承認を得ている

しっかりプレゼンテーションしましたよ。

ケーキバイキングを添えながらね。

食欲に負けたとはいえ認めてもらったものは事実なので配置に関して誰からも文句は言わせないのであった。


そして今回は俺の辺境伯就任後初の一大プロジェクト。

実はこっそりとブラジナー、サレスタ、ヤパムの石工職人たちにコンペを実施したのである。


お題は写実的な女神像


うちのノームは建築精霊としても一級なのだが彫刻特化も現れていたのである。

ノームエングレィバー。彼にラウニー様の写実彫刻を作ってもらいあとでそれを模写したものをお題とし如何にそれに近く作れるかというコンペなのであった。


流石に石人形&クリスタロイドたちには女神を表現という事ができないのである。

なのでいったんノームエングレィバーに偶像を作ってもらい、さらにそれを模写というコピーのコピーという手順が必要なのであった。

そしてその及第点を取った者たちを全員雇っているのだがさすがに信仰関連は一朝一夕にイノベーションが起きないのであった。


「いえ、それもですが、なぜアルケー様だけ、その、スリムなお姿なのかと・・・?」


「そこは一番大事なところ!、むしろそのためにこのプロジェクトがあるといっても過言じゃないんだからな!!」


「は、はぁ・・・」


なんか気圧されているような返事のアンディ。

まあこの情熱はわかる人にしかわからんからいいんだけどね


いいんだよ、弊害なんて何故か俺が熱いお茶を飲むときに顔に撥ねかかるだけなんだからな


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