1167話
そこから午前中は事もなく仕事は終わった。
まあ俺も怒られてばかりはいられませんからね。
午前中としては宿題を二つほどいただいただけなのでまあ良しとしておこう
そして午後になっての来客である
「時間を取ってもらい申し訳ありません」
「そんなに下手に出なくてもタメ口でいいですよ」
丁寧な物言いをしてくれるのはバイアステン公爵嫡子となっているフロイド。
ミアンさんの兄であり現状ジャンヌさんの婚約者でもある人である
「そういってもらえると助かるよ。とはいえ今回は流石に一人ではどうしようもないからね」
「まあ俺もですけどね。さっき聞きましたし」
「いや、君の方は実績があるからといっていたがね」
そう言って笑い合う二人
今回宰相から出された宿題のうち一つが皇太子の御妃候補の身辺調査である。
前回やったのは外国の姫含めで結局五人候補中二人国内しか残ってませんからね。
そのまま通そうとしたらしいのだがやはりというかほかの二公爵からストップが入ったようである。
「前に調べて残ったのは確かロンド侯爵令嬢のテレサ嬢とうちの姉でしたよね」
「そうらしいね。ただ他にもセオドア公爵家にもたしかベアトリス様と同い年の姫もいるし、テロワーズ侯爵家の令嬢もかなりの有望と聞いているからね。」
「エスリック家の縁続きですか。確かに入りそうですよね。」
テロワーズ家というのはエスリック公爵の妹さんの嫁いだ家。血縁的には王家の嫁に十分な資格がある。
まあヒルデ姉が候補に入っているんだから血縁云々よりその人の資質が大きいんだろうけどね
「とりあえずはこの四人でいいんですかね?」
「とりあえずいいだろう。やはりというか目立って有能なのはこの四人だからね」
「ヒルデ姉が入るのがどうもいまいち納得いかないんですが」
「単純にヒルデ嬢はミアンの枠と思うんだがね」
「ああ、そういえばバイアステン家絡みの枠ってあまりないですね」
もらっているリストを見ながら聞き返す、4人と言ったが実際は30人ほどリストには名が載っている
しかし大まかに言って3/4くらいがセオドア家とエスリック家派閥系で占められているのであった。
「今回は私がジョアンナ様との婚約をしている件もあるからね。今王太子に対してうちの血縁の妃候補は出せないな」
「柵ですね、、結構それでも絞られそうですけど。」
「まあそこは問題ないだろう。最悪というかどうせ第三夫人までは確実に持てるんだし」
「それならたしかにバイアステン家としては順位にこだわる理由もないってことですか」
案外3公爵があるから第三夫人まではいつも王って持ってるのかもしれないね。
因みに王は第5夫人まで持てるのであとは気に入った側女という立ち位置になるのかもしれないけどまあそこは知ったことではないのである
「とりあえず分担しましょうか。フロイド様はこの上位10名の社交的側面からの調査をお願いします。人となりとか友人関係とかもね」
「わかった。君は?」
「俺の方は裏面からの身体検査ですね。隠れて悪事を働いていないかどうかとかですか」
「それを調べる伝手があるのがすごいよな」
「俺としては普通の上流階級同士のつながりのあるそっちの方がすごいですけどね」
呆れられているので本心からそう答える。
だって学校も1年しか行ってないし言っても各国王族とは話してますけど貴族間の交流ってほぼないに等しいからね。俺としては適材適所の配置と思うんだよ。
実際裏調査なんてうちの調査フェレットにかかれば一発だからな。
俺のすべきはフェレットの燃料のお菓子製造というだけである。
確かに調査には見えないね、これじゃ




