110話
翌日、無事にラーゼンに着きました。
カイン、クロエそれぞれとはここで別行動。
クロエたちはここからが仕事の本番のようなのでもちろん手伝えることはない
カイン達はもう一つ向こうの街に用件があるらしくそのままとどまらず移動していった。
「意外と活気のある港街よね」
「ラーゼンは交易と漁業の街ですからね。その分少し治安も悪いと聞きますが」
「ま、港街ってのはそんなもんだよな」
活気はあるので楽しいんだよね、こういうところは。
「ねえ、きょうはもうこれから宿に行くの?」
ワクワクしているように聞いてくるドロシー
時間としては15時少し前。まあ少し早いか。
「宿に行ってまずは部屋の確保だな。それから買いたいものがあるんで自由時間だ」
「買うって何買うの?まさか女の子を?」
「それならあたしが相手してあげるわよ」
ファム、ドロシー。キミタチひとのことをどんな目で見てるのかな?
あとサラッと不穏なこと言わないでほしい、いくら美少女でも妹に一番に手を出すってどんな倒錯者だ
まあ妹じゃなきゃなと思うことは多々あるけどそこはそれ気を引き締めますか
「アホか!食材の補充だよ。ここは港町だから魚とかスパイスとかあるだろ?」
「じゃあみんなで行きましょうか、お買い物楽しみです」
ミュゼ、いいのかそれで?お嬢様が市場でうまく動けるか心配だよ
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予想外に疲れました。
まさかミュゼが子供並にウロチョロするとは思わなかった。
途中からドロシーとファムに両手を繋いでもらっての移動であった。
結局そんなこんなでスパイスはさほど吟味できなかったので持っていないものを中心に大人買いしかできなかった。まああとは帰ってから細々と実験だよな。
はしゃぎ疲れたのと抑え疲れたのか娘さんたち三人はさっさと就寝しております
「さて、明日だけどどうするかだな」
こちらは一人部屋で明日の行動指針の会議。お相手はアンバーと朝露である。あれ?朝露にはうちの娘さんたちの警護を頼んでなかったか?
「ダーちゃんが変わってくれましたので問題ありませんわ」
そうなんだ、まあいいかうまく回れば細かいことは気にしてもしょうがない。
「で、だ。明日は海の方に行って二つの依頼なんだよな」
「海の方は普通に漁ができれば問題にゃいんじゃにゃいか?」
「海ホタルは殻に鋭利な棘があって網を破くらしい、だから素潜り漁が基本らしいんだけど下手したら舟の底にも穴開けたりがあるらしい」
「ウニ取りみたいにするしかにゃのかにゃ?」
「かもな、試してみるか」
【召喚 磯姫 七海】
魔法陣から出てきたのはフリル付きのビキニを着た女性である。最近破壊力を感じ続けてきたので安心できるなだらかさである。まあ泳ぐので抵抗のない見事な流線形といえなくもないが
「旦那様にはこれでは足りません?もう少しパット入れた方がいいのかしら?」
「目の前で言うな!夢が半減だよ」
「どうせ脱がせてガッカリされるくらいなら最初から見せていた方がましです」
「いや、脱がせる気はないからね」
「そうなんですか?せっかく用意してきたのに」
「何の用意だ、何の」
「ナナミ、そこまでにしなさい!旦那様を困らせるものではありません」
朝露が宥めてくれる。どうしてうちの召喚妖怪連中はこうグイグイ来るのか。大和撫子じゃないのか?
「とりあえず本題だ。七海には明日の海ほたる捕獲をサポートしてもらいたいんだ。海の中ならお手の物だろ?」
「お任せください、お茶の子さいさい賽の河原です」
「それ失敗フラグじゃないか」
「失敗したら責任をとって旦那様の性の慰み者になります」
「だから失敗する気満々だろ?」
「まあ冗談は置いておきまして、お任せください失敗は致しませんから」
任せるよ。もう一つの陸ドルフィンの方はまた状況を見て判断だな
「承りました。それではお休みなさいませ旦那様」
「もしもし七海君。なんでチミは水着に手をかけてるのかな?」
「不思議なことをおっしゃいますね、水着で寝るわけにいかないでしょう。きちんと脱がなければだめじゃないですか」
「じゃあまた明日頼んだよ」
「キャー!まってまって!」
問答無用で召喚解除する
「まったくもう、申し訳ありません旦那様」
頭を下げる朝露、いいんだけどチミもエロいブラウスの着方してるんであんまり頭下げてほしくないな。
健全な青少年だから断るわけないんだからっていろいろ困るんですよ
もうちょっと健康的なエロスにしてください。




