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顧雍  作者: 涼風隼人


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19/23

第19回 顧雍、太子孫登の後見を命じられる

 ある日、顧雍は孫権から呼び出しを受けた。孫権が言う。

 

 「丞相、太子孫登の事をどう思う。」

 

 「私如きが太子様の事を論じるなど、まことにおこがましいことではございますが、お人柄や政への取り組み方なども、多くの者の見本になられる非常に優秀な方だと思います。」

 

 「そうか、丞相も認めてくれているのか。では、話が早い。丞相、今後は孫登の後見人として、その教導も頼みたい。」


 「私が太子様の後見、でございますか。」


 「ああ。どうやら太子は丞相のことを尊敬しているようだ。私なりにもかなり教育したつもりだが、今後は丞相に頼みたいと思う。」


 「かしこまりました。私のできる精一杯のことをさせて頂きます。」


 顧雍は拝礼して退出し、自邸に戻った。


 すると、何と孫登が自ら顧雍を訪ねてきたという。


 顧雍は自ら出迎えた。孫登が言う。

 「丞相殿。今後、私の教導をしていただけると父から伺いました。至らぬ点は多いかもしれませんが、何卒、よろしくお願い申し上げます。」


 「太子殿。わざわざお訪ね頂かなくとも、お呼び頂ければ、私の方から参上いたしますので、以後、そうして頂ければと思います。」


 「しかし、父からは丞相殿を師として仕えるように、と命じられておりますので、ご容赦ください。」


 「わかりました。もし、御用があればいつでもお越しください。」


 こうして、顧雍は太子孫登の後見人となった。


 その様な最中、一つの事件が起きるのである。

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