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あの日の指きり
「――じゃあ、指切りしよ?」
彼女はそう言って指を差し出してきた
事の始まりはついさっき。女の子がいじめられてるような感じになっていたので、それを助けた。その時驚いたのは、その子が物凄く可愛い事だった。
「あ、ありがとう」
そう彼女は言ってきた。やはり感謝されて悪い気分にはならないな。不思議だ
「良いんだよ、ただし!これからは君も気をつける事」
このとき、僕は4歳。彼女は…たしか同じ4歳だったはずだ
同い年の僕が説教するのもな……な、何かおかしい気分になった
「で、でも…「でも…も何もない!」
怒鳴ってしまった。何かおかしい、明らかに自分がおかしい
「それに、もしまた何かあったら―」
「僕が君を守る」
我ながら、今思い出すと何言ってんだか…
「じゃ、じゃあ約束して!」
そう言うと、彼女は小指を差し出してきた
「指切り…しよ?」
上目遣い。このときは、その意味を知らなくても非常に可愛く思えた
僕は、本能されるがままに、小指を差し出した
「約束だよ?」
「分かった、約束だ。絶対に守ってみせる」
「うん!」
そのときの彼女の顔は、夕日を受けてか、赤みを帯びていた
こんにちは、皆々様。
我は執事♪でございます。
幼き日に約束を交わした2人、そして次回からは現代へ…




