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人のような。

頭の中に、とある人物が出てきた。

その人は、「他の人の真似事しかできないよ!」と言っている。

哀れだなと思った。

人物はピアノを引き始めた。

聞いたことのある、キラキラ星の音楽だった。

しかし、最後の音が少しだけ変えられた。

次には速度が変わって、次には別の音が変わって、少しずつ少しずつ曲が変わっていく。

いつの間にか、キラキラ星は聞いたこともない別の曲になった。

奏でられた音楽に心地よさを感じていると、頭から人物が消えた。

誰もいない頭の中は、「同じことをしてみな。」と囁いている。

パソコンを取り出して、文字を打ち始める。

完成された旅の話が、名前が変わって、展開が変わって、伝えたいことも変わって。少しずつ少しずつ話しが変わっていく。

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