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第三十五話 対ナンパ戦闘

前回のあらすじ:全艦入渠となった二航戦。

この機に乗じて七海が箱根へと伊吹を連行する。

そして、箱根の旅館で夜鳴きそばを食べてるとナンパに出会ってしまう…。

「おっ、2人共可愛いねぇ~」


「「は?」」


 ナンパ襲来ス!ここ高級旅館なんだけどぉ!?


「え?は?え?」


 取りあえず動揺してるフリしながら色々分析。

 顔はまぁまぁか。うん。普通にモテそうな顔してるなコイツ。


「貴方一体何なんです?」


 七海、ちょーっとキレ気味。

 このまま行けば海琴が出てくるのも時間の問題。

 いや、それはそれで面白いんだけど。

 ちょーっと面倒な事になりそうな気もしなくもない。

 にしても海琴の方が生き生きしてる気がするなぁ…。


「えぇ~?そりゃ、ここの客ですよぉ~」


「そういう事を聞いてるんじゃなくてね!」


「気の強い子好きだよ~俺~」


 9割9分9厘嘘やねこれ。

 こういうので事実だった試しが無い。

 大抵は身体目的。(一部例外アリ)

 さて、どうした物か。


「ねぇ~これから俺の部屋でイイ事しなぁ~い?」


 あー、うざい。

 射殺してしまいたい。

 しかし生憎銃火器を持ち合わせていない。それに武器すら持っていない。

 口で対抗せよと?ボクこういうの苦手…。


「貴様にそのような事を求められる筋合いは無いが?」


「急に口悪くなったね~君~」


「全く…」


「んで~君達何してんのぉ~?」


 職業を聞いて来た。

 ここは大人しく明かすべきだろうか?


「そういう君は何してるんだ?」


「ん~?俺ね~IT会社で働いてるんだよぉ~年収凄いよ?」


 はい、多分嘘ですね。よく分かります。


「チッ…」


「あっ」


 意外と早かったですね。もう少し耐えると思ってたんだけども。

 海琴のご登場~。


「お前なぁ…さっきからその喋り方うぜぇんだよ!!

 私と伊吹を誘おうってんのか?残念やったな!!そんな甘くねぇんだよ!!」


 おー、勢い良いねぇ。


「そ、そんなに言わなくてもいいじゃんかよ~…」


 (ひる)んでる(ひる)んでる。


「伊吹、行くぞ。こんな奴に構ってるなんて時間の無駄やぞ」


「せやなぁ」


 海琴の言う通りこんな奴に構ってるのは時間の無駄だ。

 さっさとお部屋でゴロゴロしよう。

 ナンパ野郎を尻目にさっさと退散。



 お部屋…


「それにしてもこの部屋でけぇな」


「適当に選んだ部屋が大きかっただけだよ」


「…昔じゃ考えられねぇな…」


「ね」


 高校生の頃じゃ考えられない取り方してるなぁ、ボク。

 当時はとにかく"安く・多く"を目指してたから、ホテルは常に京奈イン。

 お陰でポイント大量に溜まっちゃった。

 1泊無料券も大量に貰って使った。

 懐かしいね。


 と、高校の頃を思い出してると…。


「……」(ムギュ)


 珍しく海琴から甘えて来た。可愛い。


「珍しいね、海琴から甘えてくるのは」


「…なぁ」


「ん?」


「私…」


「うん」


「…私の方が先なんだよ」


「…うん?それはどう言う…?」

お読みいただき、ありがとうございます!

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(付けると作者が凄い喜ぶよ)

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