再会(3)
時間が掛かったうえに短いです(>_<)
「ティア、レオン王子にプロポーズされたと言うのは本当かい?!」
漸く混乱から立ち直ったリオンがティアに近寄り両肩を掴み前後に揺さぶった。だがエリー達にそんなに揺さぶられはて返事ができないと言われ一先ず落ち着く。そして真っ直ぐに瞳を見つめ言葉を発しようとした時驚愕に目を見開いた。
「目の色が違う!!!」
リオンが叫ぶとエリーは慌ててティアの瞳を覗き込みそして同じ様に驚いた。慌てて二人に魔法で色を変えていることを説明すると納得し落ち着いたようだ。因みにアクアとマリンが驚かなかったのはリオン達が部屋を出ている間にその事に気付き既に説明されていたからだ。リオンはティアを抱き締めとても優しい顔をした。
「そうか。傍に居ない間心配してたけど瞳のことで避けられる事はなかったんだな。良かった」
泣きそうに聞こえたリオンの声に今まで掛けていた苦労と安心させることができた喜びとでティアも泣きそうになりながらリオンを抱き締め返した。その様子をエリーも穏やかな気持ちで見守っていた。
ソファに座り改めてプロポーズについて聞かれたティアは好きと言われた覚えはあるがプロポーズをされた覚えはない。そう聞かされた2人だが告白自体はされているのだから心境は穏やかではない。
何がどうしてそんなことになったのか教えてほしい。返事はまだしてない様だが放っておいて良いものなのか。断っても良いものなのか。断ると不敬になるのか。何故貴族でも富豪でもないこんな小さな子を妃に望むのか。疑問ばかり湧き上がる。その中でも一番不思議に思うのがティアの様子だ。妃にと望まれたのにも関わらず困惑や混乱、切迫した感じもなくまたその逆の驚喜している訳でもない。関心がないのだろうか。流石に意味が解っていない訳ではないだろうに。泰然としているティアを見ながら前途多難な未来が待ち受けていないことをリオンとエリーは願うことしかできない。
そんな両親の思いに気付いているのかティアは二人に笑顔を向けた。
「大丈夫だから心配しないで」
「ティア。そうだね。まだ何も決まってないのだからね」
不安や悩みが何一つ解決された訳ではないけれど一先ず落ち着いて今後の事を考えないといけない。今まで瞳のせいで自由にできなかったがこれからはその事に囚われず好きなことをやってほしい。この先自分の幸せを掴むために。その為に親としてできる限りの事をしよう。誰よりもティアの幸せを願っているのだから。
お読み頂きありがとうございます。
次回から暫くヒロイン代わります。




