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奴隷でもチートを目指す  作者: sterl
三章 新たな地での奴隷生活
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29話 食事の事実

「おっと、お前らもう食いきったのか」


 ハウンズが、小さくなった袋を持って戻ってきた。


「なんで見た目同じなのに味がこんなに違うんだ?」


 カズラルはそんなことまで訊くのか。めんどくさいやつだな。


「生地になんかの実が混ぜ込まれてるらしい。詳しいことは知らんがな」


「その木の実はなんて名前なんだ?」


 今詳しいことは知らんって言ってただろ。よく聞け。


「木の実じゃねぇぞ」


「その実ってこれじゃないのか?」


 ガンダルフが直径一メートルはある木の実を抱えて森の中から出てきた。木の実は赤と青のマーブル模様だ。……って、ハウンズ今なんて言った? 木の実じゃない?


「ガンダルフ、どこ行ってたんだ?」


「森の中だ。で、この実だろ?」


「そうだ。よく見付けられたな」


「運良く産卵期だったみたいでな、ちょうど運搬中に出くわした」


「へ? 産卵期?」


 その実って、なんなんだ?


「知らないのか? ちょっとした魔物の一種で、クイーン・スイートビーってやつがいるんだ。この実は、そいつが産卵したグランドトレントの実の成れの果てだ」


「つまりグランドトレントの卵にクイーン・スイートビーの卵を植え付けたやつだ。ま、共生関係ってやつだな」


「グランドトレントの実は鶏の卵みたいな濃厚さと風味があって、クイーン・スイートビーの卵には砂糖みたいな甘さがある。これをそのまま使えばあの味が作れるんだ」


「「「……」」」


 マジか。

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