表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
位相  作者: 尚文産商堂


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/60

211°

しばらく眠っていたのは教えてもらった。

病院の集中治療室で教えてもらったのは、あの手術のあと1週間ぐらいは意識がなかったのだという。

一方であんずは少しぼんやりするようになったのだという。

大まかには大丈夫らしいけども、なんかのおりに意識がふと遠のくような感じがあるのだとか。

それがあの魂の一部が俺の中に入っているせいなのかはわからない。

ただ、すこし日まで日までいろいろと考える時間があったからこそ、思ってしまうことがある。

それは、俺の中にあんずの魂が入っているのならば、逆にあんずの中に俺の魂のすこしばかり入ってしまっているということだ。


「……まあ、そりゃそうだよな」

独り言をつぶやいたところで、個室の俺は誰かが返事をするということはない。

単純に何も見えない闇の向こうへ、言葉は吸収されていく。

ただ魂が入れ替わったなんてことを言っても、きっと信じてくれないだろう。

だから消灯時間にもなったことだし眠りにつく。

まだまだ眠く感じているのは、きっと、体がまだ本調子じゃないせいだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ